過去の記事一覧

  • 髄核脱出と椎間板変性のヘルニア

    椎間板ヘルニアは多くの場合、髄核が神経組織に対して後方、後側方に向かって移動することで起こります。比較的軽度の症例では、脱出した髄核は、後方に移動はすれど線維輪の範囲内に十分にとどまっています。しかし、中…
  • 後頭下筋群と頸部痛

    後頭下筋群はその名の通り、後頭下の頸部の深層に位置しています。これらの筋は軸椎から軸椎、または頭蓋骨へと走行する4つの筋により構成されます。したがって、筋線維の付着部と走行に基づくと、一側性には頭部の回旋…
  • アフォーダンスとカノニカルニューロン

    随意的な動作は、中枢で生じた運動の意図が顕在化したものであり、「目的」はそれを達成するための筋道を決定します。随意運動は反射的行動とは異なり、刺激によって反応が決まるわけではなく、そのきっかけをつくるにすぎません…
  • 筋の拮抗的・共同的中和

    運動を円滑に遂行するために骨格筋はそれぞれ主動作筋、共同筋、拮抗筋と役割を持ちます。一般にはひとつの運動に対して主動作筋、共同筋、拮抗筋は別々の筋が対応しますが、中には共同的かつ拮抗的に働くこともあります。…
  • クレンチング(食いしばり)と運動の関係

    クレンチングとは、無意識的に上下の歯を強く噛みしめる動作をいいます。習慣化されたものはブラキシズムとよばれ、顎関節症、歯周組織の炎症などの原因となります。このクレンチングは無意識的、無自覚的に起こるもので…
  • 椎体終板について

    椎体の上下面は、薄い軟骨性の椎体終板によって覆われています。椎間板に接する椎体終板の表面は、主に線維軟骨で構成されており、線維輪内のコラーゲン線維と強靭に接合しています。これと対照的に、椎体に面している椎…
  • 腹斜筋群と回旋補助筋群の共同性

    今日は、腹斜筋群と回旋補助筋群の共同性について考えます。内外の腹斜筋は、体幹を回旋させる主要な筋です。同側の広背筋や腰腸肋筋、体側の横突棘筋はこの腹斜筋の回旋作用を補強する形で活動します。この「回…
  • 鼠径部痛と内転筋損傷と恥骨炎

    鼠径部痛はスポーツ選手がよく訴える痛みの1つです。これらの痛みを訴える選手は、内転筋群の過緊張、恥骨炎、まれに鼠径ヘルニアといった症状を抱えていることが多いとされます。直接的な原因のほとんどは外傷によるも…
  • 筋肥大とパフォーマンスのジレンマ

    アスリートの肉体改造は、高いパフォーマンス性を生み出しますが、時として「あれは失敗だった」と言われることがあります。筋肉をつけすぎると身体が重くなる、動きが鈍くなるといった通説は、こうした結果の積み重ねからきてい…
  • 腋窩陥凹はハンモックのように

    肩甲上腕関節の関節包靱帯は複雑なコラーゲン線維の交わりあった束から構成され、それぞれ上・中・下の3つの線維束に分けられます。腋窩陥凹は前部線維束、後部線維束と結合し、下関節上腕靭帯を構成します。これら下関…

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