カテゴリー:トレーニング科学

  • 可逆性の原理

    トレーニングによる身体機能の向上は、トレーニングをやめればいずれ元のレベルに戻ることを可逆性の原理と言います。筋力トレーニングの場合、鍛えることで筋肉は強く大きくなりますが、やめてしまえば徐々にその筋肉は落ちてい…
  • LSDトレーニング

    ロングスローディスタンス(LSD)トレーニングでは、より長い時間、運動を持続させるために、通常よりも低い強度で行います。例えば、1kmあたり5分のペースで走る人であれば、LSDにおいては、7分ほどのペースでより長…
  • 有酸素トレーニングと筋の適応

    有酸素トレーニングでは、比較的低強度で連続的に筋活動を数多く繰り返すため、トレーニングを行った筋には顕著な適応が引き起こされます。長期間のトレーニングでも目で見えるほど筋サイズに影響を及ぼすことはありませんが、顕…
  • プライオメトリクスと障害予防

    プライオメトリクスは障害予防に有益な効果をもたらすと言われています。実際、プライオメトリクストレーニングを実施したあと、運動競技中の傷害発生率が低下することが研究により明らかにされています。また、適切なト…
  • 有酸素トレーニングと呼吸器系の適応

    呼吸器系が容量が大きく、運動に対応して換気量を増加させることが容易であり、全身の総酸素消費量に対する呼吸の酸素消費量が相対的に少ないため、ヒトの呼吸器系に対する有酸素性トレーニングの要求は他の器官ほど大きくありません。…
  • 運動後の筋疲労回復としての軽運動

    運動に疲労はつきものです。運動後に疲労を残さないために、さまざまな手段が考えられ、取り入れられています。特に筋疲労回復に焦点をあてると、運動後の筋疲労回復の方法として軽運動が有効であるとされています。…
  • サルコペニアと高齢者トレーニング

    サルコペニアとは、加齢に伴って起こる筋量、筋力の減少、筋機能の低下のことを指します。これは、若年層でも起こりうるもので、加齢に伴って起こる原発性サルコペニアに対し、二次性サルコペニアといいます。一般に、高…
  • SMARTな目的設定

    トレーニングプログラムをデザインするときには、目的の存在、目的と各要素との関係、各要素の論理的な前後関係が不可欠である。漠然とした目的でトレーニング計画が不明確なまま、自分の知っている範囲のエクササイズ種目を時々…
  • 筋繊維特性とトレーニング効果

    骨格筋は主に遅筋線維、速筋線維の 2 つの線維から構成され、これらの線維が各々の筋ごとに一定の割合でモザイク状に配列している。この中でも、遅筋線維は有酸素的なエネルギー発揮能力に優れ、収縮速度は遅いが疲労耐性が高…
  • AMP活性プロテインキナーゼ

    筋肉をつけるという観点では、小さな分子であるアミノ酸から、大きな分子であるたんぱく質をつくる合成がポイントになります。それには、糖質や脂質などから得られるエネルギーが必要です。筋肉の中では合成と同時にエネ…

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