カテゴリー:スポーツ医学

  • 手根管症候群とは

    最も一般的な絞扼性神経障害である手根管症候群は、手根管内で正中神経が圧迫ないし牽引を受けることにより起こります。手根管症候群の原因としては、解剖学的異常、反復動作、妊娠に伴うホルモンの変動、あるいは糖尿病などの全…
  • 足関節外側靭帯損傷

    足関節外側靭帯損傷は、スポーツ活動やトレーニング中の発生頻度が最も高いスポーツ傷害で、すべてのスポーツ外傷・傷害の15〜25%を占めるとされています。傷害発生の要因には、不適切なトレーニング方法、スポーツ種目、競…
  • 凍結肩

    外傷性、非外傷性にかかわらず、肩甲上腕関節周辺に生じた痛みや拘縮による機能障害を総称して肩関節周囲炎といいます。特に50歳以降に発症した場合を凍結肩(五十肩)といいます。凍結肩は、可動域制限を主体とし、筋…
  • 四辺形間隙症候群

    今回は野球選手に多い障害の一つ、四辺形間隙症候群(クワドリラテラルシンドローム)について考えてみます。肩関節後方にある小さな四角で囲まれたスペースを「クワドリ・ラテラル・スペース(QLS)」といいます。この部分で…
  • 三角線維軟骨複合体(TFCC)損傷とTFCCの機能

    手関節の尺側には三角線維軟骨複合体とよばれる、軟骨と靭帯などで手根骨と尺骨を結合して安定化させるクッションの役割を担う組織があります。日本名が難しいのでTFCCと呼ばれることが多い部位になります。グリップ…
  • 手根伸筋の過用によって起こる外側上顆痛

    拳を軽く握った場合に、最も活動する手根伸筋は、短橈側手根伸筋です。握力が増大するにつれて、尺側手根伸筋、すぐにつづいて長橈側手根伸筋が活動に加わります。ハンマーを振ったり、テニスをしたりする場合などのよう…
  • 骨粗鬆症

    骨の強度が低下し、骨折の危険が大幅に高まる疾患です。原因により、原発性骨粗鬆症と続発性骨粗鬆症に大きく分類されます。原発性骨粗鬆症では、加齢、閉経、乱れた生活習慣などが関係します。続発性骨粗鬆症では、甲状…
  • 腱断裂

    腱は骨格筋と骨を結び付けている強靭な結合組織で、筋収縮によって得られたエネルギーは腱によって骨に伝えられます。腱は膠原線維がほとんどで筋肉のような伸縮性はないため、外傷や急激な筋の収縮で引き伸ばされると断裂が起こ…
  • 筋断裂

    筋断裂は創傷をともわない閉鎖性筋損傷で、肉離れとも呼ばれます。スポーツ外傷によるものが多く、下腿三頭筋、大腿部膝屈筋(ハムストリングス)、大腿四頭筋、股関節内転筋に効発します。主にサッ…
  • 青年期の膝伸展機構の障害

    青年期の膝の伸展機構はオズグッドーシュラッター病やシンディング・ラーセン・ヨハンソン症候群のような、牽引による骨端炎によるものが多いとされています。これらの問題は、臨床的にElyテスト陽性をみることや跳躍競技での発症…

ピックアップ記事

  1. 副腎皮質ホルモンとは、副腎皮質から分泌されるホルモンの総称です。副腎皮質からは、性ホルモンと…
  2. ヒトが言葉をあやつれる第一の理由は、高い知性を実現するだけの脳を備えているからです。ヒトの大…
  3. 脂肪組織は,生体内の余剰エネルギーを脂肪の形で貯め込む特殊な器官である。それゆえに現代人にあ…
  4. 「運動中は何を飲めばいいのか」という質問をよく受けますが、基本的に大量に汗をかく激しい運動でなければ…
  5. 日本人がもっとも多く訴える自覚症状は腰痛だといわれています。一説によると、一生のうちに一度で…
  6. レプチンというホルモンが、体脂肪量の調節において重要な役割を演じています。本来、レプチンは、食欲…
  7. 運動後の水分補給や栄養補給には何が効果的か。これに関しては、さまざまなところで議論が行な…
  8. 蛋白に限らず糖類・脂質などの生物の体を構成する有機物質を分解する作用のことを異化:カタボリズムと言い…
  9. 最近、肌寒くなってきて「秋」らしくなってきましたね。秋といえば「食欲の秋」ですね!皆さん食べ過ぎ…
  10. 筋収縮には ATP が必要であるが、筋内のATP の量はわずかであるため、運動を継続す るた…

最新記事

  1. 2017-9-22

    リュックサックによる腰椎への圧縮軽減

    リュックサックはバッグとしての優れた役割もさることながら、腰椎への負荷軽減ギアとしても効果を発揮しま…
  2. 2017-6-15

    腋窩陥凹はハンモックのように

    肩甲上腕関節の関節包靱帯は複雑なコラーゲン線維の交わりあった束から構成され、それぞれ上・中・下の3つ…

注目TOPIC

  1. 2015-9-28

    平衡感覚を司る前庭器

    身体のバランスを保ち、身体運動を行うことの基礎となる感覚を平衡感覚と言います。それを司る前庭…
  2. 2017-1-21

    有酸素的運動

    有酸素的運動と筋線維タイプ脊柱起立筋や中殿筋をはじめとする長時間にわたる持続的な姿勢…
  3. 2015-4-18

    さまざまな輸送の仕組み

    我々の体にはさまざまな輸送の仕組みが備わっている。消化管での栄養素の輸送、血管壁を通じた栄養…
  4. 2016-12-17

    連続的持久力と間欠的持久力の乳酸代謝の違い

    長距離走のような一定の強度で長時間運動を継続するものを連続的持久運動といい、サッカーのようなダッシュ…
  5. 2015-5-15

    ADLを考える。

    ADLとはActivities of daily livingの略で日常生活動作と訳されます。…
ページ上部へ戻る