カテゴリー:人間科学

  • 高齢者の筋力トレーニング

    加齢に伴う筋力の低下は、身体活動量の低下をもたらすだけでなく、脂肪蓄積量や骨吸収を増加させます。高齢者の生活の質(QOL)の維持のため、骨塩量の低下、体脂肪の蓄積を防止することが大事になってきます。そうい…
  • リンパの還流と大事な4つの圧

    正常なリンパの流れは、4つの重要な圧からなる濾過と再吸収によって行われている。毛細血管圧は毛細血管から液を押し出すのに重要な圧である。血小板コロイド浸透性圧は、浸透圧によって毛細血管内の血小板におけるタンパク…
  • 筋繊維特性とトレーニング効果

    骨格筋は主に遅筋線維、速筋線維の 2 つの線維から構成され、これらの線維が各々の筋ごとに一定の割合でモザイク状に配列している。この中でも、遅筋線維は有酸素的なエネルギー発揮能力に優れ、収縮速度は遅いが疲労耐性が高…
  • サルコペニア(加齢性筋肉減弱症)

    加齢に伴う退行変性の1つとして骨格筋の萎縮と筋力の低下は、よく知られていて、一般に加齢性筋肉減弱症(サルコペニア)と呼ばれています。定期的にトレーニングを行っていない成人では30~40歳にかけて年間200g、50…
  • インスリン

    インスリンは、代謝調節、細胞増殖、細胞分化促進作用など様々な機能を持ち、医学生物学上、重要なホルモンです。生体内で血糖を上昇させるホルモンはたくさんありますが、血糖を低下させるホルモンはインスリンだけです。…
  • 脂肪蓄積と体内時計

    体内時計の中枢である中枢時計は、視床下部視交叉上核にあり、各末梢器にも末梢時計なるものが存在しています。脂肪組織の主な組成要素であり白色脂肪細胞にも体内時計システムがあることが知られています。この脂肪組織…
  • 食餌による体内時計のリセット

    近年、朝食の欠食や、夜食の摂食は、肥満になりやすいことが知られており、規制正しく朝食・昼食・夕食を摂食することが推奨されています。ある実験では、マウスを一日の総摂食量が等しくなるように、朝夕の摂食量の違いを作った…
  • 血管ー脳関門の役割

    脳はとても大事な器官です。そのため、やたらな物質が脳に直接入っては困るので、必要な物質だけを選り分けて入れる「門」が存在します。この門を「血管-脳関門」といいます。血管ー脳関門を通り抜けることので…
  • アディポサイトカイン

    アディポサイトカインとは、脂肪細胞から分泌され、糖代謝や脂質代謝に影響を与える生理活性物質のことをいう。さらにその作用から、インスリン抵抗性を改善する「善玉アディポサイトカイン」と増悪する「悪玉アディポサイトカイン」…
  • 皮膚の幹細胞

    ヒトの細胞の中にには、いつまでも、分裂をつづけることができる細胞があります。それは「組織幹細胞あるいは幹細胞」と呼ばれる細胞です。幹細胞は、ある程度は特殊化がすすんでいるのですが、最終的な機能や形に達して…

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