カテゴリー:人間科学

  • 視交叉上核と時差ボケの発生機序

    時差症候群あるいは時差ボケは、時差のある地域をジェット機で移動した際に生じる環境のリズムと体内のリズムのずれによって引き起こされます。時差ボケは、体内時間に対して急激に環境の明暗周期が変動した時に、環境が昼なのに体内…
  • 夢の中での出来事

    成人の場合、レム睡眠は総睡眠時間のうち約25%を占めます。実は毎晩約2時間も鮮明な夢をみているというわけです。実際、夢の最中に起こされない限り、夢をほとんど覚えていないというのは、睡眠の大きな謎のひとつで…
  • 糖尿病とその発症因子

    糖尿病は、インスリンの作用不足のため、糖代謝の異常が起こる疾患であり、持続的な高血糖と耐糖能の低下がその特徴になります。長期の糖尿病では、血中の糖による体内タンパク質への修飾作用が起こり、細小血管症やニューロパシー・…
  • ラベンダーによるアロマテラピーについて

    アロマテラピーは芳香療法とも呼ばれ、1920年代にフランスの調香師ガットフォッセが作ったとされています。アロマテラピーはヨーロッパで昔から行われている民間療法のひとつで「精油を使って病気を治す技術」と定義され、最…
  • 組織線維化とその関連因子fibrocyte

    組織線維化において、血中に存在する骨髄由来の問葉系細胞(fibrocyte)が関与している可能性が様々な研究から示唆されています。動物モデルでは創傷治癒、肺線維症、喘息における気道線維化などにおいてfibrocy…
  • 睡眠不足と肥満

    睡眠が不足していると、理性や判断力を司っている前頭葉の活動が低下し、食べる意欲を司る脳領域の活動が高まることがわかっています。例えば、睡眠不足だと満腹感をもたらしてくれるホルモン「レプチン」の分泌を抑えることにな…
  • 中枢性疲労とその仮説

    最大限の運動能力を発揮する上で疲労は邪魔なものです。肉体的な限界に至る前に感じられる疲労、すなわち中枢性疲労は運動を遂行する動機に影響を与えます。これまで中枢性疲労の発生機構としていくつかの仮説が提唱され…
  • 古来から伝わる鎮痛薬とは

    紀元前400年頃のギリシア人は、痛風の痛みや発熱に苦しむ患者に、ヤナギの皮や葉を煎じて飲ませると症状が軽くなることを経験的に知っていました。痛風は、血中に尿酸が増えすぎることで関節に炎症が起こ…
  • 運動時の循環血液量調節機構

    運動中には、運動強度に応じて心拍出量は増し、かつ活動筋に大量に血液が流れるようにその部位の血管は拡張するようにプログラムされています。心拍出量の調節は、主に自律神経(交感神経と副交感神経)を介して心臓に対して神経性に…
  • 喫煙と栄養学の関係

    タバコを吸うことによって、ニコチンなどの有害物質が体内に侵入してきます。喫煙によって体にもたらされるデメリットは肺がんや肺気腫などの循環器系疾患だけでなく、老化の促進や口臭など目に見える部分もあります。ビタミ…

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