カテゴリー:人間科学

  • 脳の自己組織化とは

    脳の自己組織化を考えると、それは神経細胞の集団が集まることで、ひとりでに機能的なネットワークが構築される、ということを意味します。本来、神経細胞単独では、オンとオフがあるだけの存在です。しかしながら、それが集…
  • 痛みとは

    国際疼痛学会によると、痛みとは、「組織の実質的あるいは潜在的な障害に伴う不快な感覚、情動体験、あるいはこのような障害を言い表す言葉を使って述べられる同様な体験」と定義されています。つまり、たとえ末梢組織に傷がなく…
  • 細胞への温熱療法の基本原理

    一般に細胞は43℃以上では死滅し、42℃以下では生存する。この43℃と42℃の1度の差が生死を決めるのである。43℃以上では、以下に比べ温度による感受性の変化が大きく異なる。これが癌などの細胞への温熱療法…
  • 体性感覚と臓性感覚

    受容器 (receptors)は外部環境、あるいは内部環境の情報を受容する装置のことをいう。存在する部分により大きく3つに分けられる。①外受容器 exteroceptors:外部環境から刺激を受容して興奮する…
  • コリン作動性ニューロン

    アセチルコリン acetylcholine (Ach) を神経伝達物質とするニューロンをコリン作動性ニューロンという。アセチルコリンは最初に見つかった神経伝達物質である。アセチルコリン合成酵素のコリン-O- …
  • 肌荒れ

    そもそも肌荒れというのはどういう状態のことをいうのでしょうでしょう?角質層の水分が保たれず、肌が乾燥していると、表皮層細胞の角化のスピードが速くなります。すると、NMF(天然保湿成分)をつくったりする約4…
  • 直立歩行と四足歩行における静脈弁

    4足歩行の動物でも人間でも静脈には静脈弁という逆流どめの装置がついています。4足歩行の動物が立っている時の手足の位置は、常に心臓より低いところにあるため、末端から心臓へと送り返すための重要な装置が静脈弁です。…
  • アディポサイトカイン

    脂肪細胞が分泌する生理活性物質はとくにアディポサイトカインと呼ばれています。脂肪細胞(アディポサイト)が分泌する生理活性物質(サイトカイン)という意味です。肥満者ではこのアディポサイトカインの分泌異常が生…
  • アレルギー反応と寄生虫

    アレルギー反応とは、簡単に言うと肥満細胞が破れた状態だと説明ができます。肥満細胞とは、細胞中にヒスタミンやセロトニンやSRSAとよばれる化学物質をいっぱい詰め込んで、肥った細胞のことをいいます。この細…
  • 土踏まずとは?

    足部のアーチである足底臼蓋は、一般に土踏まずといわれていて、骨、関節、筋肉、靭帯などが一体となった機能的なシステムです。人類た長い時間をかけて身につけた適応現象といえ、湾曲の変化と柔軟性によって、歩いたり、走った…

ピックアップ記事

  1. 副腎皮質ホルモンとは、副腎皮質から分泌されるホルモンの総称です。副腎皮質からは、性ホルモンと…
  2. ヒトが言葉をあやつれる第一の理由は、高い知性を実現するだけの脳を備えているからです。ヒトの大…
  3. 脂肪組織は,生体内の余剰エネルギーを脂肪の形で貯め込む特殊な器官である。それゆえに現代人にあ…
  4. 「運動中は何を飲めばいいのか」という質問をよく受けますが、基本的に大量に汗をかく激しい運動でなければ…
  5. 日本人がもっとも多く訴える自覚症状は腰痛だといわれています。一説によると、一生のうちに一度で…
  6. レプチンというホルモンが、体脂肪量の調節において重要な役割を演じています。本来、レプチンは、食欲…
  7. 運動後の水分補給や栄養補給には何が効果的か。これに関しては、さまざまなところで議論が行な…
  8. 蛋白に限らず糖類・脂質などの生物の体を構成する有機物質を分解する作用のことを異化:カタボリズムと言い…
  9. 最近、肌寒くなってきて「秋」らしくなってきましたね。秋といえば「食欲の秋」ですね!皆さん食べ過ぎ…
  10. 筋収縮には ATP が必要であるが、筋内のATP の量はわずかであるため、運動を継続す るた…

最新記事

  1. 2017-9-22

    リュックサックによる腰椎への圧縮軽減

    リュックサックはバッグとしての優れた役割もさることながら、腰椎への負荷軽減ギアとしても効果を発揮しま…
  2. 2017-6-15

    腋窩陥凹はハンモックのように

    肩甲上腕関節の関節包靱帯は複雑なコラーゲン線維の交わりあった束から構成され、それぞれ上・中・下の3つ…

注目TOPIC

  1. 2015-7-4

    免疫システムの防衛基地「リンパ節」とT細胞

    T細胞がリンパ節の中で病原体をみつけだして活性化すると、T細胞はパトロール経路を修正する。このパ…
  2. 2014-12-17

    筋トレをすると背が伸びなくなるって本当?

    トレーニングにまつわる迷信として「筋トレをすると背が伸びなくなる」というものがあります。…
  3. 2017-3-12

    発育期における筋力エクササイズ

    近年子ども達の体力や運動能力の低下が指摘されています。筋の発揮する張力は身体活動の基盤であり…
  4. 2017-1-26

    代謝環境を利用して脳を刺激する

    筋肉を動かし力を出すためには、ATPという物質のエネルギーが必要です。これは、あらかじめ大量…
  5. 2015-2-2

    セントラル・トリガーポイント

    筋膜痛を解決するには、まず、筋の中央に生じるセントラル・トリガーポイントを見つけることが大切です。…
ページ上部へ戻る