カテゴリー:人間科学

  • 視交叉上核と時差ボケの発生機序

    時差症候群あるいは時差ボケは、時差のある地域をジェット機で移動した際に生じる環境のリズムと体内のリズムのずれによって引き起こされます。時差ボケは、体内時間に対して急激に環境の明暗周期が変動した時に、環境が昼なのに体内…
  • ラベンダーによるアロマテラピーについて

    アロマテラピーは芳香療法とも呼ばれ、1920年代にフランスの調香師ガットフォッセが作ったとされています。アロマテラピーはヨーロッパで昔から行われている民間療法のひとつで「精油を使って病気を治す技術」と定義され、最…
  • 中枢性疲労とその仮説

    最大限の運動能力を発揮する上で疲労は邪魔なものです。肉体的な限界に至る前に感じられる疲労、すなわち中枢性疲労は運動を遂行する動機に影響を与えます。これまで中枢性疲労の発生機構としていくつかの仮説が提唱され…
  • 古来から伝わる鎮痛薬とは

    紀元前400年頃のギリシア人は、痛風の痛みや発熱に苦しむ患者に、ヤナギの皮や葉を煎じて飲ませると症状が軽くなることを経験的に知っていました。痛風は、血中に尿酸が増えすぎることで関節に炎症が起こ…
  • 運動後の筋疲労回復としての軽運動

    運動に疲労はつきものです。運動後に疲労を残さないために、さまざまな手段が考えられ、取り入れられています。特に筋疲労回復に焦点をあてると、運動後の筋疲労回復の方法として軽運動が有効であるとされています。…
  • 免疫という生体システム

    免疫という生体システムは、自己と非自己を区別するシステムであります。無限に存在する非自己とは反応するが、自己とは反応しないシステムです。免疫反応を司る細胞、いわゆる免疫細胞がつくられるときに、自己・非…
  • 痛みとは

    国際疼痛学会によると、痛みとは、「組織の実質的あるいは潜在的な障害に伴う不快な感覚、情動体験、あるいはこのような障害を言い表す言葉を使って述べられる同様な体験」と定義されています。つまり、たとえ末梢組織に傷がなく…
  • 細胞への温熱療法の基本原理

    一般に細胞は43℃以上では死滅し、42℃以下では生存する。この43℃と42℃の1度の差が生死を決めるのである。43℃以上では、以下に比べ温度による感受性の変化が大きく異なる。これが癌などの細胞への温熱療法…
  • 体性感覚と臓性感覚

    受容器 (receptors)は外部環境、あるいは内部環境の情報を受容する装置のことをいう。存在する部分により大きく3つに分けられる。①外受容器 exteroceptors:外部環境から刺激を受容して興奮する…
  • コリン作動性ニューロン

    アセチルコリン acetylcholine (Ach) を神経伝達物質とするニューロンをコリン作動性ニューロンという。アセチルコリンは最初に見つかった神経伝達物質である。アセチルコリン合成酵素のコリン-O- …

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