カテゴリー:人間科学

  • 暑熱順化

    暑い夏を快適に過ごすには、今くらいの時期から出来るだけ半袖にしておいて、暑さに体を慣らしおくことが重要です。これを暑熱順化と言います。暑熱順化についてはもう何回も書いていると思うので、ざっと概要だけ触れて…
  • 体格指数

    肥満とは単純に体重が増えるのではなく、厳密には体を構成する成分のうち、脂肪組織の占める割合が異常に増加した状態になります。ただし、実際には体脂肪を正確に、しかも簡単に測定できる方法がないのが一般的で、身長あたりの体重…
  • 直立姿勢と咀嚼筋

    人の「直立姿勢」は、重い頭部をのせていて重心が高いのに加えて、面積の狭い2本足で立っているために、常に不安定な状態にあります。それでも直立姿勢を保っていられるのは、耳に三半規管という平衡器官があるからです。これに…
  • 睡眠時無呼吸による呼吸の断片化

    筋緊張が低下すると、睡眠が乱れ、いびき、あるいは頻繁な呼吸停止という重大な睡眠障害である睡眠時無呼吸のような症状が起こります。男性に多く、日本では5人に1人にものぼると言われています。さらに65歳以上にな…
  • 卵円孔開存と片頭痛

    心臓は4つの部屋からなっており、まず縦の壁である心房中隔と心室中隔によって完全に左右に分けられます。さらにそこから心房と心室のふたつに分けられています。その心房中隔には卵円窩という浅いくぼみがあり、これは胎生期、…
  • 「橋本病」

    「橋本病」とは、甲状腺に慢性の炎症が起きている病気で、その炎症の原因は自己免疫というものです。免疫とは、本来ならば外から入ってきた異物から自分の身体を守る働きを持つのですが、それが自分の身体の細胞に対して起きてし…
  • 呼吸とその3つの調節システム

    呼吸は酸素と二酸化炭素の交換システムです。酸素は細胞の活動にとって必要なエネルギーになります。吸った空気は肺胞へと送り込まれ、肺胞まで届いた酸素は血液の中にあるヘモグロビンによってとり込まれ、心臓のポンプを使って…
  • エコノミークラス症候群について考える

    エコノミークラス症候群とは、海外旅行時などに、飛行機内で長時間同じ姿勢を取り続けることで起こる病気です。エコノミークラスの座席スペースは比較的狭く、姿勢を変えたり足を動かしたりしづらいことが原因で起こりやすい…
  • 骨格筋のメッセンジャー「マイオカイン」

    骨格筋は分泌臓器としての役割をもち、遠隔の臓器にメッセージを届けていると考えられています。このメッセンジャーの役割をしているのが『マイオカイン』です。マイオカインは骨格筋から分泌される液性因子群で、そ…
  • 視交叉上核と時差ボケの発生機序

    時差症候群あるいは時差ボケは、時差のある地域をジェット機で移動した際に生じる環境のリズムと体内のリズムのずれによって引き起こされます。時差ボケは、体内時間に対して急激に環境の明暗周期が変動した時に、環境が昼なのに体内…

ピックアップ記事

  1. 副腎皮質ホルモンとは、副腎皮質から分泌されるホルモンの総称です。副腎皮質からは、性ホルモンと…
  2. ヒトが言葉をあやつれる第一の理由は、高い知性を実現するだけの脳を備えているからです。ヒトの大…
  3. 脂肪組織は,生体内の余剰エネルギーを脂肪の形で貯め込む特殊な器官である。それゆえに現代人にあ…
  4. 「運動中は何を飲めばいいのか」という質問をよく受けますが、基本的に大量に汗をかく激しい運動でなければ…
  5. 赤血球の中にはヘモグロビンがあり、これが酸素の受け渡しをする本体になります。「貧血」とは抹消血液の中…
  6. 昨晩、ヨーグルトを食べていると、何気なくみた容器に「プロバイオティクス」という言葉をみつけました。…
  7. 日本人がもっとも多く訴える自覚症状は腰痛だといわれています。一説によると、一生のうちに一度で…
  8. 『痛みなくして、得るものなし』【NO pain no gain】古くからよく聞く言葉で、よく…
  9. 年をとった脳を健やかに保つのに一番効果的な方法って知ってますか?意外なんですが、答えは運動で…
  10. レプチンというホルモンが、体脂肪量の調節において重要な役割を演じています。本来、レプチンは、食欲…

最新記事

  1. 2017-9-22

    リュックサックによる腰椎への圧縮軽減

    リュックサックはバッグとしての優れた役割もさることながら、腰椎への負荷軽減ギアとしても効果を発揮しま…
  2. 2017-6-15

    腋窩陥凹はハンモックのように

    肩甲上腕関節の関節包靱帯は複雑なコラーゲン線維の交わりあった束から構成され、それぞれ上・中・下の3つ…

注目TOPIC

  1. 2014-9-27

    驚くべき脂肪細胞の能力

    脂肪組織は,生体内の余剰エネルギーを脂肪の形で貯め込む特殊な器官である。それゆえに現代人にあ…
  2. 2015-7-15

    温度不耐性について

    外傷によって神経が傷ついたあとにみられる神経障害性疼痛や、腰痛、関節痛などの慢性痛では環境温度の変化…
  3. 2016-2-11

    IAP(腹腔内圧)の上昇能と動的制御・パフォーマンスアップ

    体幹は身体質量の約65%を占めドロップジャンプ動作の着地局面における体幹の慣性モーメントは下肢の慣性…
  4. 2015-9-21

    身体動揺と防御反応

    人間が立位姿勢を保持している時、突然、床面が水平に移動したり、肩甲帯や骨盤帯を押されると、重心線は安…
  5. 2017-2-26

    テクニックを覚えるのに最適な期間

    さまざまなスポーツのテクニックを習得していくとき、脳の中にさまざまな神経回路がつくられていきます。…
ページ上部へ戻る