カテゴリー:コンディショニング科学

  • 脊柱のカップリングモーションと歩行

    脊柱にはカップリングモーションという機構があります。これは脊柱の動きは、カップル(二つ一組)で起こるという現象です。おおまかに説明すると、胸椎位は側屈と回旋が同方向でセットで起こります。また、腰椎…
  • 筋紡錘とゴルジ腱器官

    筋紡錘は最も複雑な感覚受容器であり、知覚部分と収縮部分からなり、筋線維と一緒に引き伸ばされるように筋肉と平行に筋内に存在します。知覚部分は主に2種類からなり、それらは核袋線維と核鎖線維と呼ばれています。これら…
  • リンパの産生と輸送

    組織間隙とは各組織において細胞と細胞の間の部分である。この部位は,膠原線維や弾性線維といった線維成分の網目の中にプロテオグリカンと呼ばれる保水性の高いゲル状の物質が充満した構造を呈している。組織の細胞もこれら線維…
  • ATPを産生するメカニズム

    ATPを産生するメカニズムは①クレアチンリン酸(PCr)の分解によるATP-PCr系②グリコーゲン、グルコースなどの分解による解糖系③脂肪酸、グルコース、グリコーゲンなど酸素を用いて分解する有酸素…
  • リンパ系・リンパ循環の意義

    リンパ循環の特性を考察するために以下順を追ってリンパ系・リンパ循環の意義を述べる。(1)血管系から漏出した血漿成分の循環血液中への回収血漿と組織液との間には微小循環系の血管壁を介してスターリングの仮説に従った…
  • 抗原抗体反応と免疫系

    病原菌などの非自己物質を認識し、排除する生体防衛機構のこと。情報伝達を用いて、細胞・組織・器官が複雑に連携している。まれに、免疫制御機構の異常から自己成分に対しても免疫が発動されることもあり、自己免疫疾患という。…
  • 筋・筋膜痛について

    筋痛には、運動に伴う筋痛や、反射性筋収縮による筋痛、筋筋膜性疼痛症候群、線維性筋痛症候群、緊張による頭痛・頸部痛。背部痛、筋の弱化や硬直で筋不全に陥った筋に過剰な負荷が加わったり、硬い筋が過剰に伸長された場合の痛みなどが…
  • 筋拘縮と炎症

    正常な状態の筋肉には弾力があり、細胞内の生理的バランスがうまくとれていて、血液の循環もスムーズにいっています。ところが運動不足や同じ姿勢をとるなどして筋肉にストレスがかかると生理的バランスがくずれてしまいます。…
  • 寒冷療法の選択

    寒冷療法、いわゆるクライオセラピーは氷やその他の冷却装置を用いて、組織損傷に伴う出血、浮腫、筋の痙攣、疼痛などの悪影響を減少させる目的をもつ。RICEの減速を受傷後、直ちに行うと、血管を収縮させ、また組織の代謝を低下…
  • SMARTな目的設定

    トレーニングプログラムをデザインするときには、目的の存在、目的と各要素との関係、各要素の論理的な前後関係が不可欠である。漠然とした目的でトレーニング計画が不明確なまま、自分の知っている範囲のエクササイズ種目を時々…

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