カテゴリー:コンディショニング科学

  • 後頭下筋群と頸部痛

    後頭下筋群はその名の通り、後頭下の頸部の深層に位置しています。これらの筋は軸椎から軸椎、または頭蓋骨へと走行する4つの筋により構成されます。したがって、筋線維の付着部と走行に基づくと、一側性には頭部の回旋…
  • 筋繊維と筋膜の構造と伸張性の比較

    【筋繊維の伸張性】1本の筋繊維を過度に伸張した場合でも、伸張力を除くと筋繊維はもとの長さに戻ることが確認されており、これは筋繊維はクロスブリッジ、筋フィラメント、タイチンで構成されることから力学的モデルにおいては直列…
  • 脊柱安定化機構における靭帯の存在

    脊柱は身体を支持する上で非常に重要ですが、各椎体を支持するために様々な靭帯が存在しています。前縦靭帯(ALL)は線維輪と椎間板の前側方の表面に付着していて、C2に始まり仙骨に停止しています。また、後頭骨からC…
  • 臼蓋上腕関節における重要な動的支持組織の連結

    臼蓋上腕関節における重要な動的支持組織である腱板は、棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋により構成されています。これら諸筋群は骨頭の支点形成力の力源となり、常にその活動が要求される筋群であって腱板の上腕骨停止部は、大結節…
  • 寒冷療法とその効果

    寒冷療法は氷やその他の冷却装置を用いて、組織損傷に伴う出血、浮腫、筋肉の痙攣、疼痛などの悪影響を減少させる目的を持ちます。RICEの原則を受傷後直ちに行うと、血管を収縮させ、また組織の代謝を低下させます。この…
  • 膝窩筋は膝関節のキーとなる。

    膝窩筋は、膝関節の重要な内旋・屈曲筋です。内旋筋として膝窩筋は膝関節のキーとなる筋と考えられます。伸展ロックされた膝関節が屈曲の準備をするとき、たとえばスクワット肢位へ下降しはじめるときですが、膝窩筋は重…
  • 筋筋膜痛に対する治療アプローチ

    筋筋膜痛に対する一般的な治療方法は、薬物療法、局所麻酔によるトリガーポイント注射、鍼、物理療法、スプレーアンドストレッチ、徒手療法、機能的運動などがあります。まず薬物療法いわゆる鎮痛薬ですが、これには中枢性鎮痛薬…
  • 筋の緊張の調整

    筋緊張とは、広義には安静時における筋の活動状態を示すとともに、運動時の筋活動によって筋張力が発生し、関節運動が起こっている時も筋緊張が変化していると捉えられています。この筋の緊張の調整は、骨格筋へのインパルスが増…
  • 投球動作における肘のバイオメカニクス

    投球動作における肘のバイオメカニクスは6段階に分けられます。ワインドアップ期、ストライド期、コッキング期、加速期、減速期、フォロースルー期です。ワインドアップ期とストライド期の間には肘の動…
  • リンパの産生と輸送

    組織間隙とは各組織において細胞と細胞の間の部分である。この部位は,膠原線維や弾性線維といった線維成分の網目の中にプロテオグリカンと呼ばれる保水性の高いゲル状の物質が充満した構造を呈している。組織の細胞もこれら線維…

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