カテゴリー:解剖生理学

  • 神経系モビライゼーションとは

    モビライゼーションとは関節包内アプローチの一種で、関節機能の異常などに離開や滑り運動を用いて治療する手技となります。関節モビライゼーションの他にも、主に筋膜に対してアプローチする軟部組織モビライゼーションや神経系…
  • 距骨下関節の適合と不適合

    距骨下関節には関節の適合肢位が1つだけ存在します。それは中間位で、このとき足部は距骨に対し真っすぐの位置となります。つまり内がえしや外がえしを伴なっていない肢位です。これは正常な足部が水平面で静止…
  • 膝関節の異常アライメントと内反膝

    前額面では、膝関節は正常で5〜10°の外反位にあります。このアライメントからの逸脱は、過度の外反膝や内反膝といわれています。水平な地形上で正常速度の歩行中、膝関節にかかる関節間力は体重の2.5倍から3倍に…
  • 体温調節とは

    ヒトは、環境温度が変化しても身体の中心部(頭腔や胸腹腔など)の体温は約37℃に保たれており、このことが恒温動物にいわれる所以です。ただ、体表あるいは体表に近い部位(皮膚、皮下組織など)は、環境温度によって変動しま…
  • 直立姿勢と咀嚼筋

    人の「直立姿勢」は、重い頭部をのせていて重心が高いのに加えて、面積の狭い2本足で立っているために、常に不安定な状態にあります。それでも直立姿勢を保っていられるのは、耳に三半規管という平衡器官があるからです。これに…
  • 寒冷療法と血管系

    寒冷療法が循環・血管に対する作用には、一次的的血管収縮、二次的血管拡張、血管透過性低下の作用があり、主に炎症の抑制として用いられます。局所の寒冷刺激により、皮膚の温度受容器が活性化され、皮膚表層の毛細血管が収縮し…
  • 神経・筋に対する温度の影響

    神経伝導速度は、組織温度が1℃上昇するごとに約2m/秒速くなります。この神経伝導速度の変化は、無髄神経線維よりも有髄神経線維が、また、大径線維よりも小径線維が大きく、痛みを伝える求心性神経で考えると、小径の有髄線…
  • 回外筋と上腕二頭筋の関係

    回外筋の近位付着は広範であり、表在性線維は、上腕骨外側上顆と外側側副靭帯、輪状靭帯から起こっています。深部線維は、尺骨の回外筋稜付近およびそれに沿って起こります。両筋線維は、橈骨の近位1/3の部分に沿って…
  • 胸鎖関節の機能的特性

    胸鎖関節は、鎖骨の胸骨関節面と胸骨の鎖骨切痕からなる関節になります。またこの関節は、体幹と上肢帯を連結する唯一の関節でもあります。前額面では鎖骨側の関節面が凸面で、胸骨側が凹面、矢状面では反対に鎖骨側の関節面…
  • 筋線維の壊死と再生

    筋線維の壊死は、細胞膜の破壊から始まります。このとき、細胞膜を裏打ちしているジストロフィンとよばれる、細胞膜の安定・強化に働くタンパク質の破壊も同時に起こります。細胞膜が破損すると、細胞内に高濃度のCa2…

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