カテゴリー:解剖生理学

  • 距骨下関節の適合と不適合

    距骨下関節には関節の適合肢位が1つだけ存在します。それは中間位で、このとき足部は距骨に対し真っすぐの位置となります。つまり内がえしや外がえしを伴なっていない肢位です。これは正常な足部が水平面で静止…
  • 膝関節の異常アライメントと内反膝

    前額面では、膝関節は正常で5〜10°の外反位にあります。このアライメントからの逸脱は、過度の外反膝や内反膝といわれています。水平な地形上で正常速度の歩行中、膝関節にかかる関節間力は体重の2.5倍から3倍に…
  • 直立姿勢と咀嚼筋

    人の「直立姿勢」は、重い頭部をのせていて重心が高いのに加えて、面積の狭い2本足で立っているために、常に不安定な状態にあります。それでも直立姿勢を保っていられるのは、耳に三半規管という平衡器官があるからです。これに…
  • 回外筋と上腕二頭筋の関係

    回外筋の近位付着は広範であり、表在性線維は、上腕骨外側上顆と外側側副靭帯、輪状靭帯から起こっています。深部線維は、尺骨の回外筋稜付近およびそれに沿って起こります。両筋線維は、橈骨の近位1/3の部分に沿って…
  • 収縮速度と発火頻度の関係

    運動の速度は、筋の収縮速度に依存します。収縮速度を変える唯一の方法は、動員する運動単位の数を変えるか、運動単位が発する活動電位の頻度を変えるかとなります。収縮速度を制御するためには、神経系は負荷トルクと比…
  • 頸部筋系による頭部安定性

    頭頸部をまたぐ筋は、頸椎の特に外側部と後部で頸部容量のほとんどを占めます。これらの筋が強く活動すると、この筋量のおかげで頸部の臓器や血管、椎間板、椎間関節、神経組織が保護されます。コンタクトスポーツを含む…
  • 肩甲上腕関節包靭帯

    関節包の前・下壁の外層は肥厚し、線維結合組織によって補強されていますが、これは肩甲上腕関節包靭帯として知られています。肩甲上腕関節包靭帯のほとんどの線維は上腕骨に付着していますが、ごく一部の環状線維は関節の周りに…
  • 拘縮とその分類

    拘縮は、まず先天性内反足のような先天性拘縮と後天的な原因によって発生する後天性拘縮に分類され、後者に関しては病変部位やその原因によって分類でき、なかでも古典的ではありますが、Hoffaの分類がよく用いられます。こ…
  • 骨格筋からメッセージを読み取る

    関節運動を行う際に骨格筋からどのようなメッセージが発せられているかを捉えることが治療を進めるうえで非常に重要となります。骨格筋由来の拘縮の病態のひとつに筋長の短縮がありますが、その際に多くの場合、短縮しようとした…
  • 振動刺激と筋弛緩

    痛みや炎症に由来する筋収縮が、関節可動域の制限因子として関与していると考えられる症例に対しては、筋収縮の抑制、つまり筋弛緩を図る、あるいは痛みを取り除くことによって関節可動域制限が改善する可能性は高くなります。運…

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