カテゴリー:解剖生理学

  • 手に存在する4種類の機械受容器

    ヒトの手の触覚知覚を司る感覚器として、マイスネル小体、メルケル触盤、パチニ小体、ルフィニ小体の4種類の機械受容器が知られています。触覚は、この4種類の受容器の活動によって生じる情報が統合された感覚であると理解され…
  • 手根の不安定性に関連する病態力学

    手を近位から遠位へみた場合、手根と手の構成部分は6つの大きな関節からなります。このように長く連続する連結は、本来、力学的に不安定となります。そのため、しばしば近位の関節の不安定性が、遠位の関節の不安定性の…
  • 手の外在筋と内在筋の相互作用への理解

    手の内在筋である虫様筋と骨間筋の同時収縮はMP関節の屈曲とIP関節の伸展を生じます。これは、内在筋プラス肢位とよばれます。それに対して、外在筋である指伸筋、浅指屈筋、深指屈筋の同時収縮は、MP関節の過伸展…
  • 母指MP関節の解剖学

    MP関節は、楕円関節と考える研究者がいる一方で、解剖学的には一種の顆状関節だと考えられています。したがって、あらゆる顆状関節と同様に、MP関節も屈曲と伸展、それに側方運動を許す運動自由度2度の関節となります。…
  • 末梢神経損傷と再生

    中枢神経と末梢神経では障害後の再生能力が大きく異なります。末梢神経は、損傷した後にしばしば修復されることがあります。切断部の遠位側では、軸索は変性しますが、軸索を取り囲む結合組織は生き残ることが多いとされ…
  • 筋活動の逆転

    3度の運動自由度をもつ関節の筋は、関節の肢位によって働きが異なります。これらの筋が通常もつ働きとは異なったり、逆の作用になることさえあります。もっとも典型的な例は、内転筋群の屈曲要素の逆転です。直…
  • 脊髄への下行路の遮断と痙縮

    筋緊張、つまり筋が伸張に抵抗する力は、筋に内在する弾性もしくは硬さに依存します。筋には引き伸ばしに抵抗する直列および並列の弾性要素があるため、その作用はバネのようなものになります。しかし、筋緊張には神経系…
  • 補足運動野、前補足運動野の障害

    補足運動野、前補足運動野、およびそれらと連絡する前頭前野における障害により、運動の開始と解放に困難が生じます。運動の開始において、自発的な腕の運動の喪失として顕在化します。その場合、患者は適切に促されれば…
  • Ia抑制性介在ニューロンと共収縮

    相反性神経支配は、伸張反射だけでなく随意運動にも役立ちます。例えば、運動中に拮抗筋を弛緩させると、主動筋がその反対の運動をする筋の収縮に対抗する必要がなくなり、その結果、運動の速度と効率が高まることが知られていま…
  • 下腿三頭筋と収縮度合いの差

    下腿三頭筋はその名の通り、3つの筋腹から構成されており、これらは共通のアキレス腱となて踵骨後面に付着します。3つの筋腹中、1つだけが単関節筋で、ヒラメ筋がそれにあたります。このヒラメ筋は、距骨と腓骨、それ…

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