カテゴリー:解剖生理学

  • 侵害受容性疼痛とは

    痛みには痛覚受容器が刺激されて生じる痛みと、痛覚受容器が関与しない痛みがあります。痛覚受容器に有効に作用して痛みを生じる刺激については、一般に組織を傷害するか、あるいはその可能性をもった侵害刺激となります。…
  • 予測的姿勢制御とは

    日常の動作は、たとえば床からものを持ち上げたりドアを開けたりする場合、過去の経験によりものの重さやドアを抵抗などを考慮し、どのくらいの力を出せばよいか、あるいはどのような姿勢をとればよいかなどが予測されて行われています。…
  • 筋収縮の調節

    筋収縮の調節は、運動単位の動員とインパルスの発射頻度の調節によって行われています。動員(recruitment)は、空間的活動参加とよばれることもあります。インパルスを発射する運動単位の数が多くなれは、収…
  • 長さ‐張力曲線とは

    長さ‐張力曲線は、筋の収縮力によって発生する張力は筋の長さと密接に関係しているということを表したもので、発見者の名をとってBlix曲線とも言います。筋の活動張力は、自然長において最大の張力を生じ、その60%以下の…
  • 筋力の生理学的限界と心理的限界

    人の最大筋力を決定するものは、筋の横断面積という構造的要素と筋を支配する運動単位の興奮状態という機能的要素とがあります。これら構造的要素によって決まる筋力の上限を生理学的限界と呼び、機能的要素によって決まる筋力の…
  • 肩甲上腕関節の緩い適合と不安定性

    いくつかの肩甲上腕関節の形態像は、安定性を犠牲にして可動性を優位にしたこの関節の解剖学的構造の設計に寄与しています。関節窩関節面は上腕骨頭関節面の約1/3のみを覆うに過ぎません。このサイズの違いにより関節…
  • 胸郭拡張の対抗要素

    吸気筋によって行われる仕事は、肺組織と胸郭を構成する結合組織の自然な弾性力に打ち勝たなければなりません。さらに、奥範囲な起動を通過する吸息抵抗にも打ち勝つために余分な働きをしなければなりません。肺胞に到達…
  • 手根部の靭帯の二重V字システム

    手根運動の関節包内運動は、最終的には筋によって引き起こされますが、人体の受動的緊張によって方向づけられ、制限されます。手根部は、中間位では4つの靭帯が2つの逆向きV字のようにみえ、しばしば靭帯の二重V字システムと…
  • 僧帽筋上部線維の緊張の役割と筋力低下

    正常な僧帽筋上部線維の安静時の緊張は、鎖骨に付着するため肩複合体の上方への支持に関与します。肩甲骨に直接停止していないものの、直立位において肩甲帯を支持する役割を僧帽筋上部線維が果たしているということは多くの調査…
  • 血管系について

    動脈は心臓から末梢組織へ酸素が豊富な血液を送る高圧管です。心臓→大動脈→動脈→細動脈→毛細血管と続きます。大動脈や動脈は壁が厚いので、その周辺ではガス交換は行われません。また、平滑筋組織が発達して…

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