カテゴリー:解剖生理学

  • 椎体終板について

    椎体の上下面は、薄い軟骨性の椎体終板によって覆われています。椎間板に接する椎体終板の表面は、主に線維軟骨で構成されており、線維輪内のコラーゲン線維と強靭に接合しています。これと対照的に、椎体に面している椎…
  • 腋窩陥凹はハンモックのように

    肩甲上腕関節の関節包靱帯は複雑なコラーゲン線維の交わりあった束から構成され、それぞれ上・中・下の3つの線維束に分けられます。腋窩陥凹は前部線維束、後部線維束と結合し、下関節上腕靭帯を構成します。これら下関…
  • 内腹斜筋の機能的役割

    内腹斜筋の筋線維は腹壁筋群の中間層であり、外側腹壁を覆う筋層を形成します。その線維はいくつかの走行に分かれます。腸骨稜から第11、12肋骨に直接付着し、さらに第11肋骨尖端から起こる線に沿って形成される腱…
  • 舌骨の機能的考察

    ヒトの頸部は、主要な血管、神経をはじめ、気道・食道、甲状腺やリンパ腺などの臓器を内蔵しているにも関わらず、魚類や両生類に比べ、視野や運動自由度の拡大のために細く進化してきました。人体の各部位の臓器を取り巻く構造を…
  • 高齢者の姿勢制御の優位性

    高齢者における姿勢の特徴として、加齢変化とともに脊柱後彎を呈する割合が高く、脊柱後彎姿勢では骨盤後傾、膝関節屈曲、内反変形を伴うことが多いとされます。脊柱後彎姿勢では足圧中心(COP)、身体重心(COG)が後方化…
  • 骨の連結

    骨の連結には骨と骨が線維性の結合組織によって結合される線維性の連結と、骨と骨が軟骨線維によって結合される軟骨性の連結、そして、両骨間の間隙(関節腔)があり、滑膜性関節包を有する滑膜性の連結の3種があります。1…
  • 知覚と運動

    知覚と運動とは同時進行で実行されています。どちらか先で、どちらがあとに起こるというものではありません。動くためには知覚しなければなりませんし、知覚するためには動かなければなりません。つまり両者は表…
  • 肘筋腱構成体

    肘関節の筋肉はそれぞれの機能によって6つのグループに分けられます。これらのグループは、肘屈筋群、肘伸筋群、回内屈筋群、回外伸筋群、回内筋群、回外筋群です。肘屈筋群の筋は、上腕二頭筋、腕橈骨筋、上腕筋の3つ…
  • 姿勢の制御とは

    姿勢制御には、視覚・前庭・体性感覚からの情報が重要な役割をしています。例えば、暗闇のなかで歩くとき、自分の体が垂直位にあるのかどうかわからなくなることがあります。また、そのようなとき、膝を曲げて足の指に力…
  • 自律神経系

    交感神経系と副交感神経系は並列的に作用しています。しかし両者は構造もそれに働く神経伝達物質も全く異なっています。交感神経系の節前線維が出てくるのは、脊髄の中位1/3からだけですが、副交感神経系は脳幹と脊髄…

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