カテゴリー:解剖生理学

  • 腱や靭帯と年齢について

    骨格の成熟度と加齢は、靭帯と腱のバイオメカニクス的性質に大きく影響します。一般に、引張強度、破壊不可と弾性率は、すべての骨端軟骨板が閉鎖されるまでの成熟期で急激に改善されます。組織の最大強度は骨格成熟時期…
  • 椎体終板について

    椎体の上下面は、薄い軟骨性の椎体終板によって覆われています。椎間板に接する椎体終板の表面は、主に線維軟骨で構成されており、線維輪内のコラーゲン線維と強靭に接合しています。これと対照的に、椎体に面している椎…
  • 腋窩陥凹はハンモックのように

    肩甲上腕関節の関節包靱帯は複雑なコラーゲン線維の交わりあった束から構成され、それぞれ上・中・下の3つの線維束に分けられます。腋窩陥凹は前部線維束、後部線維束と結合し、下関節上腕靭帯を構成します。これら下関…
  • 舌骨の機能的考察

    ヒトの頸部は、主要な血管、神経をはじめ、気道・食道、甲状腺やリンパ腺などの臓器を内蔵しているにも関わらず、魚類や両生類に比べ、視野や運動自由度の拡大のために細く進化してきました。人体の各部位の臓器を取り巻く構造を…
  • 骨の連結

    骨の連結には骨と骨が線維性の結合組織によって結合される線維性の連結と、骨と骨が軟骨線維によって結合される軟骨性の連結、そして、両骨間の間隙(関節腔)があり、滑膜性関節包を有する滑膜性の連結の3種があります。1…
  • 肘筋腱構成体

    肘関節の筋肉はそれぞれの機能によって6つのグループに分けられます。これらのグループは、肘屈筋群、肘伸筋群、回内屈筋群、回外伸筋群、回内筋群、回外筋群です。肘屈筋群の筋は、上腕二頭筋、腕橈骨筋、上腕筋の3つ…
  • 自律神経系

    交感神経系と副交感神経系は並列的に作用しています。しかし両者は構造もそれに働く神経伝達物質も全く異なっています。交感神経系の節前線維が出てくるのは、脊髄の中位1/3からだけですが、副交感神経系は脳幹と脊髄…
  • 手関節の内在・外在の靭帯

    手の関節の靭帯は、外在・内在の2つに大きく分類されます。外在靭帯は、手根骨と同様に橈骨、尺骨もしくはTFCCに付着します。内在靭帯は、手根骨間にのみの連結です。手関節のほとんどの靭帯は、掌側面、ま…
  • 肘関節の靭帯複合体

    肘関節は通常、外反アライメントからなっており、外反ストレスを受けやすくなっています。野球などのようにm上手投げの投球動作は、臥位反ストレスをより増加させます。したがって、肘のMCLがLCLと比較して広範囲…
  • 骨盤の前方アーチと後方アーチ

    骨盤は寛骨臼を通る前額面により前方と後方のアーチに分けられます。仙骨の上3分節と、両仙腸関節から寛骨臼の上後方に至る腸骨は後方アーチを形成し、主に体重を上方から下肢への伝達する機能をもちます。前方アーチは…

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