ヒラメ筋は、下腿の後面全体を覆う多いな筋で、下半分は皮膚のすぐ下にあり、上半分は、腓腹筋の下に隠れています。

ヒラメ筋は踵骨に付着しています。足首の主な底屈筋なので、足の前方を利用して、強く踏むことができます。

歩く、走る、自転車をこぐ、飛び上がる、登る、などの際に活動するが、このような動作はトリガーポイントを誘発します。

ヒラメ筋のトリガーポイントができると、ウィークエンドアスリートによくありがちな踵の痛みが発生します。

ヒラメ筋のトリガーポイントの関連痛は、主にかかと、ふくらはぎ、足首の後面にでます。

驚くことに、仙腸関節周辺に深部痛を発生させ、腰の筋に痙攣が持続することにも関与しています。

また、腰が触られることに過敏になる原因が、ヒラメ筋にあることもあり、さらに、関連痛が顎に出たという症例もあります。

足首後面の痛みの診断で典型的なのはアキレス腱炎で、動けないほどのかかとの痛みは、「足底筋膜炎」と診断されることが多いです。

踵の痛みや、アキレス腱周りの痛みのほとんどは、ヒラメ筋、後脛骨筋、足底方形筋のトリガーポイントが発生源といわれています。

ヒラメ筋には、脚から血液を心臓にもどす働きがあり、その役割が重要なことから第二の心臓と呼ばれます。

トリガーポイントがあると、この効率が非常に悪くなります。低血圧や予期せぬ失神の原因が、ヒラメ筋の弱さや機能低下にあることも考えられています。

さらにヒラメ筋のトリガーポイントが、脚の血行を阻害して筋内の圧迫を増大させる、後方コンパートメント症候群を助長させます。

ふくらはぎの筋には、予防的ケアが特に重要になります。朝、少し時間をとってふくらはぎを反対側の膝を使ってマッサージするといいとされています。

ヒラメ筋のトリガーポイントによる腰痛や腰のこわばりがあるなら、それらが解消されるという、さらなる効果も期待できます。

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