副腎皮質ホルモンとは、副腎皮質から分泌されるホルモンの総称です。

副腎皮質からは、性ホルモンとその前駆物質である塩類調節ホルモンや、グルココルチコイドなどたくさんのステロイドホルモンが分泌されます。

コルチゾールやコルチゾンなどのグルココルチコイドは、エネルギー代謝を活性化する一方、タンパク質もエネルギー基質として分解してしまうカタボリックホルモンでもあります。

これらの分泌は、下垂体から分泌される副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)によって刺激されます。

ACTHの分泌は上位にある視床下部の支配を受けており、基本的に交感神経や成長ホルモンの分泌活性化と同様の仕組みで活性化されます。

グルココルチコイドやACTHもストレスホルモンになります。

したがって、成長ホルモンなどのアナボリックホルモンの分泌を活性化するようなトレーニングや運動は同時に、グルココルチコイドの分泌も高めてしまう可能性を併せ持つといえます。

アナボリックホルモンの分泌量に対するグルココルチコイドの分泌量の割合が長期的に高まった状態は、オーバートレーニングの一症状となります。

トレーニングプログラムを立てる場合、アナボリックホルモンの分泌を十分に活性化させるトレーニングをしながらも、グルココルチコイドの過度な分泌を避けるよう、ピリオダイズされた長期的プログラムを立てることが重要となります。

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