「活性酸素」って何?

体脂肪を燃やす際に酸素が必要なのは有名な話だが、酸素を体内で使うプロセスでは非常に厄介な活性酸素が生じる。
言葉だけなら「活性された酸素」なのだからカラダに良さ気な感じもするが、これは大きな間違いである。

活性酸素は少量である場合、細胞を元気にしたり外的に対する武器として活用されるが、大量の活性酸素は老化やがんの誘因となることがわかっている。

 

「活性酸素」とは簡単に言うと酸素に電子がくっついたものである。

酸素に電子が1つ余計につくと「スーパーオキシドラジカル」といわれる活性酸素が生じる。

この「スーパーオキシドラジカル」にさらに電子がくっつくと、「過酸化水素」、「過酸化水素」にもっと電子がつくと「ヒドロキシラジカル」という活性酸素になる。

このスーパーオキシドラジカル⇒過酸化水素⇒ヒドロキシラジカルと変化するにつれて、次第に毒性は強くなり、カラダを構成するたんぱく質や細胞を傷つけるのである。

 

この毒性と戦うには活性酸素による酸化を防ぐ抗酸化の働きを高める必要がある。
元々ヒトのカラダには活性酸素を無毒化する働きが備わっているのだが、こうした抗酸化作用は加齢とともにダウンしてしまう。
そこでこうした抗酸化の働きを高めてくれる食事を紹介しよう。

抗酸化作用を期待する物質としては赤ワインなどに含まれるポリフェノールなどが有名である。
赤ワインを飲まなくても、緑黄色野菜や緑茶、大豆食品など抗酸化作用の強い食品はあるので積極的に摂取することが大切である。

 

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ピックアップ記事

  1. 2017-6-15

    腋窩陥凹はハンモックのように

    肩甲上腕関節の関節包靱帯は複雑なコラーゲン線維の交わりあった束から構成され、それぞれ上・中・下の3つ…
  2. 2016-6-20

    大腿骨はどのようにして脛骨上を動くのか

    屈曲・伸展時において大腿骨は、脛骨上を転がり、そして滑ることで、その動きを可能にしています。…
  3. 2016-4-11

    骨格筋からメッセージを読み取る

    関節運動を行う際に骨格筋からどのようなメッセージが発せられているかを捉えることが治療を進めるうえで非…
  4. 2016-4-9

    振動刺激と筋弛緩

    痛みや炎症に由来する筋収縮が、関節可動域の制限因子として関与していると考えられる症例に対しては、筋収…
  5. 2016-3-28

    前頭前野の障害とPhineas Gageの症例

    われわれが日常生活で行うことの多くは、目的を記憶し、企図したように行動する能力に依存しています。…

FACEBOOKもチェック!

注目TOPIC

  1. 2015-8-4

    筋・筋膜痛について

    筋痛には、運動に伴う筋痛や、反射性筋収縮による筋痛、筋筋膜性疼痛症候群、線維性筋痛症候群、緊張による…
  2. 2015-3-19

    脂肪とは何か?

    健康面でも美容面でも「脂肪」という名前が出ていますが、そもそも脂肪とはなんでしょうか。お腹の…
  3. 2015-11-21

    サラブレッドからみる栄養とトレーニング

    1998年、セイウンスカイという競走馬が4歳馬(現3歳)の頂点を決めるレースであるG1レースの皐月賞…
  4. 2017-1-29

    筋線維の損傷と再生

    筋肉は筋トレで一度壊し、回復させると強くなると言われています。ただし、けがや壊れたというより…
  5. 2016-12-17

    連続的持久力と間欠的持久力の乳酸代謝の違い

    長距離走のような一定の強度で長時間運動を継続するものを連続的持久運動といい、サッカーのようなダッシュ…
ページ上部へ戻る