脳の外形についてまとめてみる。

脳の外形は、動物の種類によって大きく異なりますが、基本的な構造は同じになっています。

機能的には、大脳皮質、大脳基底核、視床、視床下部、中脳、小脳、橋、延髄に分類します。

また、中脳、橋、延髄を合わせて脳幹と呼ぶことが多くあります。

脳幹は、生命維持に重要な中枢部位で、生きていく上で不可欠な機能を司っています。

人間の脳は成人で約1400gあり、他の動物に比べて大脳半球がよく発達し、脳表面の多数のしわによって、大脳皮質の表面積は約2500cm2と新聞紙を広げた程度の大きさがあります。

人間の特異的な大脳の発達は、二本足で立ち、手を使い、言葉をしゃべるという進化の過程で得たものと考えられます。

一方、ネズミの大脳皮質にはしわがありませんが、行動の特性に合わせて嗅覚に関連した部位の発達が目立つなど、動物の種によって、脳の発達している部分には大きな違いがあります。

しかし、呼吸や循環など生命の維持に直接働いている脳部位である、脳幹の形や大きさの違いは、動物種の間ではほとんどありません。

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