食べてエネルギーを消費する。

人は生きるうえでエネルギーを摂取したり消費したりします。

消費エネルギーを増やすために運動をする人もいれば、摂取エネルギーを減らすために食事の量を減らす人もいます。

肥満やダイエットはこのエネルギー収支に左右されるわけですが、食べれば太る、食べなければ痩せる、と言いきれるものでもありません。

もちろん食べ過ぎれば太るのは大方間違いないですし、食べなければ痩せるのも間違いありません。

ここでひとつ知っておきたいのが食事がもたらすエネルギーは全て正の方向に向かうわけではないということです。

食事を摂ることで消費されるエネルギーもあるのです。

そういったエネルギー消費を食事誘発性熱産生といいます。

人のエネルギー消費は、基礎代謝・生活活動代謝・食事誘発性熱産生からなります。

それぞれ6:3:1の割合でエネルギー消費の総量を占めます。

ダイエットをしている方は摂取エネルギーを気にして食事の量を減らすことが多いですが、食事を摂ることで消費されるエネルギーもあるわけですからそこを上手く利用すれば食事をしっかり摂りながらダイエットをすることも可能になるのです。

食事誘発性熱産生量を上げるためには、咀嚼であったり、タンパク質に富んだ食事であったり、朝食をしっかり食べるといったことが必要になります。

摂取エネルギーを減らすのではなく、如何に消費エネルギーを増やすかを考えてみてはいかがでしょうか。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ピックアップ記事

  1. 2017-9-22

    リュックサックによる腰椎への圧縮軽減

    リュックサックはバッグとしての優れた役割もさることながら、腰椎への負荷軽減ギアとしても効果を発揮しま…
  2. 2017-9-5

    筋線維の形態的特徴について

    筋の形態は、張力発生能力、可動域、短縮速度に著しい影響を及ぼします。機能に影響を及ぼす形態的…
  3. 2017-8-11

    アフォーダンスとカノニカルニューロン

    随意的な動作は、中枢で生じた運動の意図が顕在化したものであり、「目的」はそれを達成するための筋道を決…
  4. 2017-7-19

    筋の拮抗的・共同的中和

    運動を円滑に遂行するために骨格筋はそれぞれ主動作筋、共同筋、拮抗筋と役割を持ちます。一般には…
  5. 2017-7-18

    クレンチング(食いしばり)と運動の関係

    クレンチングとは、無意識的に上下の歯を強く噛みしめる動作をいいます。習慣化されたものはブラキ…

FACEBOOKもチェック!

注目TOPIC

  1. 2015-5-25

    水の飲み過ぎによる水中毒とは

    これからの季節、これまでより水分摂取の量が増えてくるかと思いますが、過度の水分摂取には気をつけないと…
  2. 2015-7-19

    第Ⅰ〜Ⅵ脳神経について

    脳神経は脳から出る末梢神経で12対あり、感覚性、運動性、混合性のものとがあります。第Ⅰ脳神経…
  3. 2015-6-29

    筋タンパクの同化と異化について

    筋タンパクにおけるタンパク質の同化と異化のパランスは、筋力の維持、余剰になったエネルギーの貯蔵・管理…
  4. 2017-5-7

    パフォーマンスを向上させる反復練習

    スポーツのパフォーマンスを向上させるためには、そのスポーツに必要なスキルの要素を特に繰り返し練習する…
  5. 2017-3-24

    健康を支える大腿筋

    大腿筋とは太ももまわりの筋肉で、体の中でも一番大きな筋肉です。立つ、歩く、走る、など人間のあ…
ページ上部へ戻る