オレキシンというもの。

人は生きるために食事を取らなければなりません。

もちろん生きるためではありますが、それ以上に食事に「楽しみ」「喜び」を感じているからにほかなりません。

そこに関わる神経伝達物質がオレキシンです。

オレキシンという物質はオレキシンニューロンという神経細胞から生み出される物質です。

オレキシンニューロンはホメオスタシスの中枢とも言える視床下部に存在し、摂食行動を促進させる働きを持っています。

ほかにも睡眠と覚醒のコントロール、交感神経の活動を促進させ身体のエネルギー消費を促進させる働きがあります

オレキシンが視床下部で分泌されると筋肉が血液からエネルギーのもとである糖を使うために取り込む速度が最大で約三倍になります。

オレキシンが体内で作られないとナルコレプシー症候群や肥満、糖尿病などを引き起こす原因になります。

脳の報酬系にも関与しており、動機に対してそれが達成されるとオレキシンの分泌が活性化されます。

食べるという行動に対しては「美味しい」「幸せ」と思うことでオレキシンの分泌が促されます。

したがって食事を喜びを感じるだけでも消費エネルギーが上がるということです。

それだけでも痩せやすい体になるということですね。

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