歳をとってからでも筋肉トレーニングをしたら効果は出るのでしょうか??

高齢者でもしっかりと筋トレを行えば筋肉量、筋力は大きく増加させることが可能です。
そして、その増加率は若者とそれほど変わらないのです。

筋トレを行っている人、水泳を行っている人、ランニングを行っている人の筋機能を比較すると、筋トレ群では、筋力、筋横断面積(筋量)、単位断面積当たりの筋力(主に神経系の能力によるとされる)、筋短縮速度のいずれにおいても他の群よりも値が高く、20歳代の平均と差がないといわれています。
対して水泳群、ランニング群での値は同年代の運動を行っていない人とほとんど差がありません。

もちろん、これらの運動も若々しい元気なカラダを保つ上で有効ではありますが、高齢者の筋肉を肥大させ、高い筋力を得るにはやはり筋肉に直接強い負荷をかける筋トレが最も効果的ということになります。
高齢になっても若年時と「まったく変わらない身体」を維持するのは無理かもしれません。

しかし、いくつになっても鍛えれば肉体を変えることができることは多くの研究結果からも支持されています。

<高齢者でも高負荷のトレーニングが必要>
1980年くらいまでは「高齢者は筋力トレーニングを行っても筋力はある程度増強するものの筋肥大はほとんど起こらない」との考えが主流でした(神経系の改善である程度向上する筋力増加は筋肉を形態から変える筋肥大よりも容易におこります)。

高齢者における筋トレの筋肥大効果が認められるようになったのは、高齢者においても若年者と同様の80%1RM程度の高負荷の筋力トレーニングの実験が増えてきた1990年くらいからのことです。

筋肥大の効果を得るには少なくとも60~70%1RM以上のトレーニング負荷が必要となることは高齢者においても若年者と同様に当てはまると考えられます。
いつまでも逞しい肉体を目指すなら、若者と同等の本格的なトレーニングをみっちり行う必要があるということになるでしょう。

しかしながら、若年者と同等の筋トレの効果が得られるとはいえ、高齢者と若年者の体は同じではありません。
怪我や心臓血管系の事故に対するリスクは当然高くなるでしょうし、疲労に対する耐性も変わってくると思われます。
若者と同等のハードトレーニングを問題なくこなせる方もいらっしゃると思いますが、あまり無理をすることはお勧めできません。
痛みや疲労などの様子を見ながら無理のない範囲で行っていきましょう。

高齢になっても効果があるのは嬉しいことですね!!

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