太極拳における立禅鍛錬法

最近よく公園や体育館で太極拳をやっている方を見かけます。

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太極拳を練習する理由は様々だと思います。治癒や健康維持を目的とする人もいれば、太極拳は最強の格闘アートで、たとえ深夜路上で突然襲撃されてもすくってくれるものだと信じている人もいます。
またエレガントな動きに魅了されて練習する人もいます。
だからといって練習すれば即そういった効果がでるものではないですし、太極拳のポーズそのものに秘密があるわけではないです。
長時間正しい方法でリラックスを重視し練習を重ねて初めて得られる非身体的エネルギーが奇跡的な効果を心と身体にもたらすのです。

太極拳のエネルギーにはいくつもの種類があり名前も多数あるが極めて重要なエネルギーが一つあります。
それはその他のエネルギーの基礎であって、十分理解しマスターした上で、初めて上級の練習を開始できるといわれるくらい大切なものです。
このエネルギーをポンエネルギーといいます。

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【ポンエネルギー】

1、筋力や身体の機械的な動作に結果もたらされるものではない。

2、身体中、地震が起こっているようなもの。

3.動的な力でも抽象的な概念でもない。

4、自動的に自分の身を守る機能がある。

中国武術には、馬歩站樁(スクワット姿勢で腕を前に伸ばす)という足腰を鍛える立禅鍛錬法があります。
しかし太極拳はこういった基本の立禅鍛錬法ではなく一本脚立ちでリラックスして、なおかつ短時間に集約するといった鍛錬法です。
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太極拳の立禅鍛錬法には、『フリー、ゼロ、休憩、前脚重心』の型があり、『フリー』は前脚0:後脚10の体重配分で前脚遊脚。
『ゼロ』は前脚0:後脚10で前脚は僅かに地面につける。
『休憩』は、前脚2:後脚8。『前脚重心』は前脚8:後脚2。
この体重配分を理解した上で太極拳の訓練に励むと膨大な『ポンエネルギー』が習得できるとされています。

今日太極拳は、解剖学、力学、テクニック、その他の科学的工学見地から分析されることが多いです。
しかしそれらの分野では解明できないことが多い武術でもあります。
ぜひ、太極拳をただの健康エクササイズと思わず、真剣にやってみてください。

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