マッサージにはいろいろな効果があります。

その中でも、今回は『筋疲労回復の効果』についてです。

マッサージをすると血行促進、リンパの流れが促進され疲労物質(乳酸など)の除去ができます。

これにより酸性に傾いた筋が正常な状態にもどり、結果として疲労回復が期待できます。

「酸性に傾く」とは、PH(水素イオン濃度指数)が7以下になっている状態をいいます。

逆にPHが7以上になっている状態を「アルカリ性に傾いている」ことを意味します。

人間のPHは『7.4』と弱アルカリ性の状態です。

運動により、体内に乳酸などの代謝副産物が蓄積すると、体は酸性化して、筋の収縮が行われにくくなります。

特に運動直後の体は酸性化しているので、マッサージは効果的と言えます。

また、徒手刺激で筋膜(筋肉を包んでいる膜)を刺激することにより、筋膜に帯電している電気刺激を分散し、筋膜の電気的緊張の緩和をし疲労回復を期待できます。

身体のケアをして酸性化しないように、弱アルカリ性を目指しましょう!

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ピックアップ記事

  1. 2017-6-15

    腋窩陥凹はハンモックのように

    肩甲上腕関節の関節包靱帯は複雑なコラーゲン線維の交わりあった束から構成され、それぞれ上・中・下の3つ…
  2. 2016-6-20

    大腿骨はどのようにして脛骨上を動くのか

    屈曲・伸展時において大腿骨は、脛骨上を転がり、そして滑ることで、その動きを可能にしています。…
  3. 2016-4-11

    骨格筋からメッセージを読み取る

    関節運動を行う際に骨格筋からどのようなメッセージが発せられているかを捉えることが治療を進めるうえで非…
  4. 2016-4-9

    振動刺激と筋弛緩

    痛みや炎症に由来する筋収縮が、関節可動域の制限因子として関与していると考えられる症例に対しては、筋収…
  5. 2016-3-28

    前頭前野の障害とPhineas Gageの症例

    われわれが日常生活で行うことの多くは、目的を記憶し、企図したように行動する能力に依存しています。…

FACEBOOKもチェック!

注目TOPIC

  1. 2015-2-16

    運動の「向き」「不向き」は遺伝子だけで決まるものではない。

    ACTN3という遺伝子をこ存じでしょうか?αアクチニン3タンパク質の略で、筋肉の構造に関わる…
  2. 2015-9-2

    さまざまな視点でみた「よい姿勢」

    よい姿勢、わるい姿勢を判断する基準は、どのような視点でみるのかによって異なります。力学的には…
  3. 2017-1-22

    運動時間の設定

    中枢の循環系機能を高め、心排出量を増加させるためには、目標心拍数を維持した運動を少なくとも20分間続…
  4. 2016-3-28

    前頭前野の障害とPhineas Gageの症例

    われわれが日常生活で行うことの多くは、目的を記憶し、企図したように行動する能力に依存しています。…
  5. 2015-11-25

    ラベンダーによるアロマテラピーについて

    アロマテラピーは芳香療法とも呼ばれ、1920年代にフランスの調香師ガットフォッセが作ったとされていま…
ページ上部へ戻る