日本には、腹にまつわる言葉が多いというのは、よくTVや本で見かけます。【腹が据わる】、【腹ができている】、【切腹】など様々です。

そもそも切腹は、腹に霊魂と愛情が宿っているという古代の解剖学的信仰に由来していたりもします。

そのくらい古来の武士は腹を大切にし、腹に意識を置いていたんだと思います。

身体の衰えが嫌だという人ほど、外見の衰えしか見ていないし、化粧や身なり、装飾ものでカバーしたがります。でも、どんなに着飾っても衰えは隠せません。

よくトレーニングや武道をする人でも“丹田”や身体の中心(軸)などを考えたりする人もいますが、やっぱり目に見える筋肉や形を気にして、内蔵をないがしろにしがちな傾向があります。

筋肉が目に見える力なら、内臓はその力の源となる部分でもあります。

もっと内臓の形や機能性、位置関係を理解する事も身体鍛える上ではとても重要なことだと思います。

そこで、内臓のトレーニングに有効といわれているのが、クンダリーニヨガの【火の呼吸】という呼吸法です。

火の呼吸では、あぐらになり鼻での腹式呼吸を一分間に180回行うというとても激しい呼吸法です。

この呼吸法をすることで、心肺機能の強化、脳の活性化などにつながるとされています。

そもそも血液の循環が悪くなると、内臓が酸素不足に内蔵の機能自体が低下してしまうので、こういった呼吸法を実践してみることで、内臓をトレーニングするという考えを取り入れてみるのもいいと思います。

 

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