加齢に伴う身体能力の変化

加齢に伴い運動機能は減退します。

特に筋力と有酸素能力の低下はスポーツや運動活動への参加を困難にするだけでなく、日常的な生活活動にも障害をきたしてしまいます。

筋力は、20歳~50歳代までに約10%低下し、60代、70代には15%ずつ低下、その後は10年ごとに約30%低下します。

この筋パワーの低下が原因となって多くの日常生活も困難となっていきます。

筋パワーの低下は40代から顕著のなり、その低下率は筋力の低下率よりも高いと報告されています。

この原因としては、筋収縮機構の機能低下や骨格筋の動員低下などサルコペニア以外の要因が関与していると推測されます。

この身体能力低下の予防策として筋力トレーニングがおススメです。

一過性の筋トレは骨格筋のたんぱく質の合成を急激に刺激し、タンパク質同化作用を促進します。

高強度の筋トレを行うと、運動後約2~3時間後に急激に筋タンパク合成が増加します。

この同化作用は運動後約24~48時間持続します。

つまり、筋トレによるタンパク質同化作用の繰り返しが、結果として筋肥大を引き起こすと考えられています。

筋トレによって加齢に伴う筋力の低下を大幅に抑制することができるのです。

さらに、骨代謝は運動による機械的ストレスの影響を強く受けるため、筋トレによる高強度の負荷が高齢者の骨密度の維持や増加を導くと報告されています。

骨粗鬆症対策の観点からも、日常生活に運動を取り入れることは重要になります。

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