スポーツ種目とスピードトレーニングについて

競技スポーツでは、種目によって要求されるスピードの質が異なります。
したがって、それに応じたトレーニングが必要になり、筋力トレーニングも、そのスピードとの関連を考えて行うことが必要になります。
多くの競技スポーツで素早い移動が要求されますが、野球の走塁・ラグビーのウイングやサッカーのサイドバックの走りなどを除けば、全力で行うのは10m以内が大半です。
また、動作開始・加速・最高速・減速・停止などの要素が考えられますが、競技種目、ポジションによって異なるスピード能力が要求されます。
シーズンオフには、一般的なダッシュやスピードトレーニングを行うのがいいですが、試合期には、動作開始・加速・最高速・減速・停止など、その競技やポジションに要求されるスピード能力のトレーニングを中心にすることが大切になります。
ただし、身体の成長のピークを過ぎていないジュニア期には、基礎的なスピード能力を重視するべきです。
一方、陸上競技の走りには停止はなく、減速もほとんどないため、タイムをどれだけ短縮できるかという速さが重要になります。
しかし、陸上競技以外でのスポーツはプレーにつながる速さが重要になります。
したがって、種目・ポジションなどによって変わるスピードを想定して、日常のトレーニングや筋力トレーニングを行うことが必要です。

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