スポーツ障害の予防について

スポーツに怪我はつきものであり、残念ながら怪我を完全に回避することはほぼ不可能ですが、近年スポーツにより起こりやすい怪我の特徴が明らかになってきています。

例えば、重篤な下肢のスポーツ外傷である前十字靭帯損傷は、着地や切り返し動作時に、つま先に対して膝が内側に向く姿勢、、後方に重心が残った姿勢で起こりやすいとされています。

また、足関節の捻挫は足首の柔軟性が低下している人や足の外側に荷重しやすい人、足首周囲の筋力が低下している人に生じやすいとされています。

これは着地や切り返し動作の際に、足が外を向き膝が内側に入る動作が、足首や膝関節に不自然なねじれを生むことが要因となり、前十字靭帯の損傷だけでなく、多くの下肢スポーツ外傷・障害の原因となることが知られています。

つまりこの動作不良を改善することが予防につながってきます。

一方、投球動作を繰り返す野球選手においては、肩や肘の慢性的なスポーツ障害が多く見られます。

例えば投球障害の原因は、誤った投球フォームにあることが多いです。

これは、練習中に投球動作を何度も繰り返すため、1回の投球での負担は小さいですが、反復によるストレスの蓄積は膨大なものになり、障害に至ります。

投球障害を予防するためには、正しいフォームで投げることが非常に重要です。

また投球動作は下肢や体幹、上肢を用いた全身運動であるため、肩や肘のケアだけでなく身体全体のケアも欠かせない予防法となります。

このように怪我の原因について詳しく理解し、適切なトレーニング・ケア、そして予防法の実施や正しいフォームを身体に覚えさせることなどを行なっていくことが必要になります。

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