対空時間と接地時間がバネの大きさを決める

素晴らしいジャンプをするバレーボール選手や、一瞬のダイナミックな動きをするスポーツ選手について、あの人はバネがあるということがあります。

逆に力は強いけどドタドタと動く選手に対してバネがないということもあります。

バネがあるように見える人に共通する特徴は、空中にいる時間が長いということがあります。

よく弾むボールは、そうでないボールに比べて同じような強さで地面にバウンドさせても高く跳ね上がり、地面に落ちてくるまでの時間が長くなります。

それと同じで、踏み切った後の滞空時間が長いというのがバネのある人の特徴になります。

特徴はただ高く飛び上がるだけではありません。

踏み切りで足が地面についたときに、その接地時間、つまり足が地面についている時間が短いというもう1つの重要な特徴があります。

バネのある人は接地時間の何倍も長く空中にいることができますが、バネのない人は接地時間のほうが長くなってしまいます。

このようにいかにして短い接地時間で高く跳べるかがバネの正体になります。

このような筋力の特性は、弾性筋力や反応筋力と呼ばれることがあります。

ジャンプ力を鍛えるためのトレーニングでプライオメトリクスが多く使われます。

このようなトレーニングをする時に対空時間と接地時間を考えてみてはどうでしょうか。

関連記事

コメントは利用できません。

ピックアップ記事

  1. 2017-9-22

    リュックサックによる腰椎への圧縮軽減

    リュックサックはバッグとしての優れた役割もさることながら、腰椎への負荷軽減ギアとしても効果を発揮しま…
  2. 2017-6-15

    腋窩陥凹はハンモックのように

    肩甲上腕関節の関節包靱帯は複雑なコラーゲン線維の交わりあった束から構成され、それぞれ上・中・下の3つ…
  3. 2017-1-18

    筋力トレーニングの負荷設定について

    筋力トレーニングを行うに当たっては、目的を明確にし、その目的に応じたトレーニング条件を設定することが…
  4. 2016-12-1

    骨の連結

    骨の連結には骨と骨が線維性の結合組織によって結合される線維性の連結と、骨と骨が軟骨線維によって結合さ…
  5. 2016-9-6

    トレーニング効果の種類

    トレーニング刺激に対して身体を適応させていく過程がトレーニングであり、適応によって得られた変化がトレ…

FACEBOOKもチェック!

注目TOPIC

  1. 2015-11-25

    ラベンダーによるアロマテラピーについて

    アロマテラピーは芳香療法とも呼ばれ、1920年代にフランスの調香師ガットフォッセが作ったとされていま…
  2. 2015-8-10

    小脳・脳幹・脊髄と随意運動

    小脳は大脳の後下方に位置します。水平方向に走る溝によって前葉、後葉、片葉小節葉に分けられ、垂…
  3. 2015-2-2

    セントラル・トリガーポイント

    筋膜痛を解決するには、まず、筋の中央に生じるセントラル・トリガーポイントを見つけることが大切です。…
  4. 2017-4-10

    筋肥大を促すオールアウト

    筋肉肥大のためには、筋肉運動を限界と思われるまで繰り返すのが基本です。最終的にこれ以上動かす…
  5. 2015-1-30

    トリガーポイントという概念

    日常生活を送っていると、特に何かをしたわけじゃないのに体が痛い、調子がよくない、というようなことがよ…
ページ上部へ戻る