レペティション・マキシマムについて

バーベルなどで、その重さを最大何回繰り返して挙げれるかという、最大反復回数のことをレペティション・マキシマムと呼び、これが筋力トレーニングを行う際の実用的な負荷強度の基準となります。

例えば、スクワットで最大100Kg挙上出来ても、10回繰り返すことはできない人が、70Kgまで落とせば10回できるという場合10RMが70Kgとなります。

この時、1RMが100Kgです。

さらに60Kgまで落とせば20回挙げられるとしたら、20RMが60Kgとなります。

トレーニングで最も大切なことは、常に自分にあった強度でトレーニングすることです。

筋力がアップすると、以前はちょうど良かった重さが、軽く感じられるので、使用する重さをアップさせなければいけません。

これが漸進的オーバーロードで、その目安が10RMです。

最大能力の70%を求めるには、最大能力すなわち最大努力が必要となりますが、10RMを求めるには、最大努力が必要ではないので、トレーニング自体の安全性が高く、実用的でもあります。

レペティション・マキシマムは鍛える筋肉ごとに変わってくるため、各筋肉ごとに計測し、トレーニングを実施していくことが必要です。

パワー系のスポーツ選手は、ときに10RMより高い負荷でトレーニングする必要もあります。

また、経験の浅い人や年齢の高い人は10RMより低い負荷でも効果は得られます。

関連記事

コメントは利用できません。

ピックアップ記事

  1. 2017-9-22

    リュックサックによる腰椎への圧縮軽減

    リュックサックはバッグとしての優れた役割もさることながら、腰椎への負荷軽減ギアとしても効果を発揮しま…
  2. 2017-9-5

    筋線維の形態的特徴について

    筋の形態は、張力発生能力、可動域、短縮速度に著しい影響を及ぼします。機能に影響を及ぼす形態的…
  3. 2017-8-11

    アフォーダンスとカノニカルニューロン

    随意的な動作は、中枢で生じた運動の意図が顕在化したものであり、「目的」はそれを達成するための筋道を決…
  4. 2017-7-19

    筋の拮抗的・共同的中和

    運動を円滑に遂行するために骨格筋はそれぞれ主動作筋、共同筋、拮抗筋と役割を持ちます。一般には…
  5. 2017-7-6

    鼠径部痛と内転筋損傷と恥骨炎

    鼠径部痛はスポーツ選手がよく訴える痛みの1つです。これらの痛みを訴える選手は、内転筋群の過緊…

FACEBOOKもチェック!

注目TOPIC

  1. 2015-9-1

    コンパートメント症候群の急性症状と慢性症状

    コンパートメント症候群は、コンパートメント内の圧力が局所の動脈圧を超えた状態で発生し、筋および神経の…
  2. 2015-2-16

    運動の「向き」「不向き」は遺伝子だけで決まるものではない。

    ACTN3という遺伝子をこ存じでしょうか?αアクチニン3タンパク質の略で、筋肉の構造に関わる…
  3. 2015-3-11

    転倒とその原因

    転倒というと、ただ「転ぶ」だけでたいしたことではないと思われるでしょうが、不慮の事故による死亡者数に…
  4. 2014-10-6

    年をとったときに、脳を守るには?

    年をとった脳を健やかに保つのに一番効果的な方法って知ってますか?意外なんですが、答えは運動で…
  5. 2016-12-25

    慢性疲労の状態が引き起こすオーバートレーニング症候群

    スポーツ活動で生じた生理的な疲労が、十分な回復の過程をとることが出来ずに積み重なってその結果として慢…
ページ上部へ戻る