胃腸の不調とストレス

胃の不調とストレスや生活習慣は切っても切り離せない関係にあります。

胃に不調を抱える人の多くは、ストレスを感じていたり、生活習慣に問題があると感じています。

日本人を長らく悩ませてきたピロリ菌の感染率が減少してきているのにも関わらず、胃の不調を訴える人が減らないのは、このことに起因していると言われています。

事実、現在日本人の5人に1人が機能性胃腸症と言われています。

機能性胃腸症とは、内視鏡などさまざまな検査で胃や腸にがんや腫瘍などの病変がないにも関わらず、胃もたれなどの腹部の不快感や胃の痛みなどの不調を訴える病気を指します。

また、それと似た過敏性腸症候群も日本人の15%が症状をもつと言われています。

 

これらは自律神経のバランスがくずれた状態により起こるものであり、昼夜逆転した生活や過剰なストレスがかかった状態などで起こります。

通常、昼間またはストレスがかかった状態、いわば活動する状態では交感神経が、夜間またはリラックスした状態では副交感神経が働く傾向にあります。

そのバランスが、異常な生活や過剰によって崩れてしまうのです。

さらに、神経やホルモンだけでなく、内蔵知覚がかかわるという説もあります。

内蔵知覚とは、皮膚が寒さを感じたり、触れているのを感じたりするのと同じように、胃や腸などの消化管にも知覚があることを意味します。

通常は胃や腸で何が起きているか感じることはありませんが、胃もたれなどの症状は人間が認識できる知覚の1つだと言えるでしょう。

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