持久力の種類

ひとくちに持久力といってもいくつかの種類があります。

1つは、「有酸素性持久力」であり、これは比較的強度の低い運動を長時間実行する能力です。

マラソンのような競技で必要となり、ペースランニングは主としてこの能力を高めてくれます。

その他にも持久力には、全力で運動をできるだけ長く続けるために必要な「無酸素性持久力」やダッシュなどの強度の高い運動を休息を入れながら繰り返して実行するのに必要な「間欠性持久力」などがあります。

無酸素性持久力は陸上競技の中距離走(400~800m)の競技で必要になります。

間欠性持久力は、バスケットボールやサッカー、野球、ラグビーなど多くのスポーツで必要になります。

この間欠性持久力を高めるトレーニング種目として「ダッシュインターバル」などが有効とされています。

このトレーニングでは、速いペースで走る急速期とゆっくり走る緩走期を交互に行うトレーニング方法で、急走期は全力に近いペースで走ります。

試合の最後まで走っては止まりという運動を繰り返し行える能力を高めてくれるのです。

実際の行い方は、急走期で30~100mを全力スピードで走り、緩走期は50~100mをジョギング程度にゆっくり走ります。

回数は10本を目安に、選手のレベルやスポーツの特性に応じて設定します。

このようなトレーニングを行った後は、疲労のあまりグランドにすわりこんでしまいがちです。

しかし、すわって静止してしまうと血液の循環が滞り、疲労物質の除去がスムーズに行わなくなるので注意が必要です。

疲れていても、歩いたりジョギングをしたりすると早く回復できます。

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