アネロビクスについて

運動の直接的なエネルギーは、ATPがADPとPに分解するときに生じるエネルギーになります。

ATPの貯蔵量は少なく、補充が必要となりますが、他のエネルギーを借りてADPとPからATPを再合成できます。

その過程には酸素を使って効率よく再合成できる有酸素系と酸素を使わずに素早く再合成をする無酸素系があります。

日常生活では効率の良い有酸素系過程が中心となりますが、スポーツの局面では爆発的にエネルギーを発揮する無酸素系過程が重要となります。

有酸素系が中心の運動を有酸素運動と呼ぶのに対して、無酸素系が中心の運動はアネロビクスと呼ばれます。

このアネロビクスでは、クレアチンリン酸が分解するときのエネルギーを使うPC系と、酸素を使わずにグリコーゲンを分解する解糖系でエネルギーが供給されます。

どちらも短時間にATPを再合成するので、爆発的なパワーを発揮するのに適していますが、長時間持続することができません。

CP系で10秒以内、解糖系で1分程度になります。

関連記事

コメントは利用できません。

ピックアップ記事

  1. 2017-6-15

    腋窩陥凹はハンモックのように

    肩甲上腕関節の関節包靱帯は複雑なコラーゲン線維の交わりあった束から構成され、それぞれ上・中・下の3つ…
  2. 2016-6-20

    大腿骨はどのようにして脛骨上を動くのか

    屈曲・伸展時において大腿骨は、脛骨上を転がり、そして滑ることで、その動きを可能にしています。…
  3. 2016-4-11

    骨格筋からメッセージを読み取る

    関節運動を行う際に骨格筋からどのようなメッセージが発せられているかを捉えることが治療を進めるうえで非…
  4. 2016-4-9

    振動刺激と筋弛緩

    痛みや炎症に由来する筋収縮が、関節可動域の制限因子として関与していると考えられる症例に対しては、筋収…
  5. 2016-3-28

    前頭前野の障害とPhineas Gageの症例

    われわれが日常生活で行うことの多くは、目的を記憶し、企図したように行動する能力に依存しています。…

FACEBOOKもチェック!

注目TOPIC

  1. 2017-1-29

    筋線維の損傷と再生

    筋肉は筋トレで一度壊し、回復させると強くなると言われています。ただし、けがや壊れたというより…
  2. 2015-5-24

    栄養や日光と関わる障害「くる病」とは

    栄養と健康は大きく関係し合っています。栄養不足だから体調が悪くなる、といったようなものだけで…
  3. 2014-12-14

    評価とエクササイズは同時進行で行う。

    今回は、評価とエクササイズは同時進行で行うということで、エクササイズの指導をしながら同時に評価してい…
  4. 2016-12-12

    パフォーマンスを決める2つの要素

    高いパフォーマンスを実現するためには、大きく分けて2つの要素があります。1つ目は、筋力や持久力、…
  5. 2015-2-15

    筋膜とは何か?

    筋膜とは、その名の通り筋を包む膜のことだが、筋全体を覆っている最外層の筋上膜といくつかの筋線維を束ね…
ページ上部へ戻る