筋線維の損傷と再生

筋肉は筋トレで一度壊し、回復させると強くなると言われています。

ただし、けがや壊れたというより微細な損傷程度のものです。

その後、損傷は修復され成長段階へとはいります。

この微細な損傷がおきやすいシチュエーションがあります。

それは、ウエイトをおろす動作です。

初心者の場合、ウエイトを上げることは意識してもおろすことを意識する人はそれほど多くありません。

筋トレの際は、おろす動作もていねいに行い、微細な損傷が生じることを意識しておくことも重要です。

また、おろす動作では速筋線維が使われることが多く、筋肥大をより起こしやすいという特徴もあるのです。

個人差はありますが、筋肉が微細な損傷をおこすと翌日から数日のうちに筋肉痛が引き起こされます。

筋肉痛がひどい間は筋力が著しく低下し回復にも時間がかかります。

これでは痛みにより次のトレーニングでのパフォーマンスが上がらず、効果は低下してしまいます。

こうした過度な筋肉痛がおこらないよう、トレーニング種目を計画的に組み合わせておくことが重要です。

負荷や回数を変えるなどの工夫をし注意しましょう。

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