水分補給について

人間の身体の約60%は水が占めていて、水分の摂取、排泄することで体内水分量を一定に保っています。

水分は、飲料水や食物から摂取し、尿や汗・呼吸時の呼気として排泄されます。

運動による身体の発熱量の増加や高い気温・強い日照り・高い湿度など外部からの熱や湿度の影響を受けると、身体は皮膚に流れる血液量を増やします。

また、発汗することで水分が蒸発する際、熱の放散が行われ体温調節を行います。

発汗は運動時の他、睡眠中など日常生活でも行われています。

発汗は皮膚にあるエクリン線で行われ、汗は汗腺周囲の血液から作られて、その成分は99%の水とナトリウムや塩素など微量の電解質(ミネラル)で構成されます。

汗が汗腺を通るまでにこれら電解質は腎臓で再吸収される構造になっていますが、一部が水分と共に排出されます。

したがって、運動などによって発汗し、体温の調整がなされる場合、体内からは水分だけでなく電解質も失われます。

そのため、ただ水分だけ補給するのではなく、電解質も補給して体内水分量の確実な回復を図らないといけません。

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