プライオメトリクストレーニングと休息

プライオメトリクストレーニングは、無酸素性パワーの向上をもたらす最大努力の運動を伴うこと多いトレーニングです。

そのため、完全で十分な回復が必要となります。

セット間の休息時間は、適切な運動-休息比(1:5〜1:10)によって決定され、行う種目の量と種類に応じて決まります。

トレーニング強度が高ければ、より多くの休息を必要とします。

例えば、スキップのセット間の休息はデプスジャンプのセット間の休息より短く設定します。

デプスジャンプにおける回復時間は、セット間で2〜3分の範囲が理想的だとされています。

回復時間が短いとセット間で十分な回復がなされないため、トレーニングの効果は薄まります。

プライオメトリクスは神経筋の反応や爆発性、敏捷性、特定の方向への力発揮能力などの向上を目的として無酸素性活動であるため、この効果を向上させるためには質の高い運動である必要があります。

一般に、種目ごとに60〜120秒の休息をとればほぼ完全に回復が可能であるとされています。

またトレーニング間では、48〜72時間の回復時間を設定することが一般的となります。

この回復時間を確保していれば、一週間に1〜3回はプライオメトリクストレーニングを行うことができるでしょう。

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