運動時間の設定

中枢の循環系機能を高め、心排出量を増加させるためには、目標心拍数を維持した運動を少なくとも20分間続ける必要があります。
また、抹消の循環系機能を向上させるのであれば、30分以上の運動が必要になります。

一般人が中枢の循環系機能を向上させ、健康・体力づくりのために運動をおこなうのであれば、目標心拍数を維持する運動を20~30分行えば十分であるとされています。

運動時間と運動強度は反比例の関係にあり、強度を高くすることで時間は短くなります。
体力レベルの低い対象者は、長時間運動を継続することは不可能であるため、低強度・短時間の運動を1日に何度か実施し、ある程度のトレーニング期間をおいて運動時間を延長し、1日1回の運動を行えるようにします。

また、対象者自身の目標設定も重要な要素であるため、20~30分間の運動をいきなり実施するのではなく、10分程度の運動から段階的に時間を長くすることも必要になります。

さらに個人のコンディションによっても運動時間を考えることが重要になります。

関連記事

コメントは利用できません。

ピックアップ記事

  1. 2017-9-22

    リュックサックによる腰椎への圧縮軽減

    リュックサックはバッグとしての優れた役割もさることながら、腰椎への負荷軽減ギアとしても効果を発揮しま…
  2. 2017-6-15

    腋窩陥凹はハンモックのように

    肩甲上腕関節の関節包靱帯は複雑なコラーゲン線維の交わりあった束から構成され、それぞれ上・中・下の3つ…
  3. 2017-1-18

    筋力トレーニングの負荷設定について

    筋力トレーニングを行うに当たっては、目的を明確にし、その目的に応じたトレーニング条件を設定することが…
  4. 2016-12-1

    骨の連結

    骨の連結には骨と骨が線維性の結合組織によって結合される線維性の連結と、骨と骨が軟骨線維によって結合さ…
  5. 2016-9-6

    トレーニング効果の種類

    トレーニング刺激に対して身体を適応させていく過程がトレーニングであり、適応によって得られた変化がトレ…

FACEBOOKもチェック!

注目TOPIC

  1. 2015-7-14

    野生動物から考えるヒトの運動と栄養と休養

    野生の動物は、生命維持に必要なエネルギーを獲得するため、狩りという運動を行い、その結果、食事にありつ…
  2. 2015-6-9

    内側運動制御系と外側運動制御系

    運動は、体幹や四肢の近位筋による歩行や姿勢制御と、手指の遠位筋を用いる精緻運動とに大別されます。…
  3. 2017-2-6

    体を正しく動かすために

    トレーニングやスポーツ競技を行ううえで炎症が起こることがあります。野球でヒジや肩などの障害は…
  4. 2015-1-9

    PRI(Postural Restoration Institute)を考える

    全身のバランスを考えるときに体は左右対称にすべきなのか。それとも、もともとが左右対称でないので、…
  5. 2017-2-23

    慢性疲労が起こすオーバートレーニング症候群

    スポーツやトレーニングを行って出た生理的疲労が、十分な回復をすることなく積み重なってその結果として慢…
ページ上部へ戻る