有酸素的運動と筋線維タイプ


脊柱起立筋や中殿筋をはじめとする長時間にわたる持続的な姿勢制御に働く筋の多くは遅筋線維を多く含んでいます。
一方、短時間で大きな力を発揮する大殿筋や腓腹筋などは速筋線維を多く含んでいます。

有酸素運動のように長時間の運動時に動員される筋線維は遅筋線維が動員されやすくなります。

一般人では遅筋線維と速筋線維の割合が約50%であるのに対し、スポーツ別で見ると短距離選手では遅筋は20%くらいと少なく、長距離選手では逆に80%にもなります。
無酸素的運動をしている人に比べて、有酸素的運動をしている人ほど遅筋線維の面積比が高くなります。


有酸素性トレーニングの効果


有酸素性トレーニングの継続によって左室肥大による心容積の増大が起きます。

その為安静時の1回拍出量は増大し、心拍数は減少します。
また、最大運動時の心拍出量は増大します。

血液に対しても、有酸素運動は血管を新生させて筋肉にたいする血液の供給量も増加させます。
また血液のコレステロール、中性脂肪は減少します。
そのため、肥満も起きにくくなります。

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