ウォームアップの必要性

運動前にウォーミングアップを行うことは大切です。
ではなぜ必要なのでしょうか。


ウォーミングアップの効果


運動による体温の上昇
1、筋活動による酸素の供給が多くなります。
2、生化学反応が促進され、多量のエネルギーを発生させてくれる。
3、筋の粘性が小さくなり、敏捷な動きを行いやすくなったり、外傷の危険性が低下する。

酸素不足の減少
運動をいきなり始めると、酸素の需要に対して供給が間に合わず、運動の初期には酸素不足が生じます。
不足分は無酸素エネルギーによって補われます。

このため乳酸が急激に蓄積し、筋や血液が酸性になるなど運動のレベルダウンやエネルギー産生に支障をきたしてしまいます。
ウォーミングアップを行うと酸素摂取が容易になります。
その結果、酸素不足は少なくなり、運動中に利用できる有酸素エネルギーは増加するので運動の遂行には有利になります。


ウォーミングアップの時間は種目や場所、強度、温度、個々の特性によっても違いがでてきますが、一般に30分前後といわれています。
十分に汗をかき、体温が上がり心拍数が120/分前後になる程度が望ましいです。
パフォーマンスの向上、外傷予防のためにもしっかりウォーミングアップを行いましょう。

関連記事

コメントは利用できません。

ピックアップ記事

  1. 2017-9-22

    リュックサックによる腰椎への圧縮軽減

    リュックサックはバッグとしての優れた役割もさることながら、腰椎への負荷軽減ギアとしても効果を発揮しま…
  2. 2017-9-5

    筋線維の形態的特徴について

    筋の形態は、張力発生能力、可動域、短縮速度に著しい影響を及ぼします。機能に影響を及ぼす形態的…
  3. 2017-8-11

    アフォーダンスとカノニカルニューロン

    随意的な動作は、中枢で生じた運動の意図が顕在化したものであり、「目的」はそれを達成するための筋道を決…
  4. 2017-7-19

    筋の拮抗的・共同的中和

    運動を円滑に遂行するために骨格筋はそれぞれ主動作筋、共同筋、拮抗筋と役割を持ちます。一般には…
  5. 2017-7-18

    クレンチング(食いしばり)と運動の関係

    クレンチングとは、無意識的に上下の歯を強く噛みしめる動作をいいます。習慣化されたものはブラキ…

FACEBOOKもチェック!

注目TOPIC

  1. 2017-1-18

    運動頻度

    運動頻度とは、週当たり、1日あたりのトレーニング回数のことです。運動頻度は、運動強度と運動時…
  2. 2015-5-24

    栄養や日光と関わる障害「くる病」とは

    栄養と健康は大きく関係し合っています。栄養不足だから体調が悪くなる、といったようなものだけで…
  3. 2015-8-24

    記憶とシナプス可塑性

    ヒトの脳のニューロンは1000億以上あるとされています。そのそれぞれが数千から数万のシナプス…
  4. 2015-6-20

    ミラーニューロンと共感力

    「ミラーニューロン」とは、自分の動作と他人の動作に「ミラー鏡」のように同じような反応をする神経細胞の…
  5. 2015-4-1

    Coping(コーピング)

    コーピングとはもともとはストレス状況下でストレスの原因を除去したり、ストレス状況を低減するように対処…
ページ上部へ戻る