神経・筋に対するトレーニングの効果

トレーニングで用いる負荷の大きさや、動作様式に応じて神経や筋肉にさまざまな適応を引き起こします。


神経系の適応


トレーニングを開始して初期の間は通常著しく筋力が増加します。
しかし、この間に筋横断面積はあまり増大しません。

すなわち、この間には主に筋横断面積あたりの筋力が増加します。

これは、起こり、中枢神経系およびゴルジ腱反射などによる、筋力発揮の抑制が低減するためと解釈されています。神経系に適応が

ある程度トレーニングをしている選手などの場合、こうした神経系の適応を引き起こすためには、高強度(1RMの90%以上)のトレーニングが必要になります。


神経系の適応が上限近くに達すると、筋横断面積の増大、すなわち筋肥大が起こるようになります。

筋肥大は、主としてタイプⅡ筋線維の横断面積の増大によります。
タイプⅠ線維の太さは、高強度のトレーニングではほとんど変わりません。

またこの過程には、筋線維が強く活動することのほか、内分泌系が活性化されることも重要になります。

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