体幹部のトレーニングについて

力強く、効率のいい身体的動作を行うには、身体の中核である、体幹部(コア)を重点的にトレーニングすることが重要になります。

体幹部のトレーニングの狙いは競技パフォーマンスの改善や向上ですが、スポーツ障害の予防にも繋がってきます。

具体的な筋肉でいうと、肩や股関節周囲のインナーマッスルをトレーニングすることによってスムーズに動かせるようになれば、体幹の力が手や足といった末端にまで伝わり、上肢と下肢が機能的に協応できるようになってきます。

背骨や骨盤を支える腹筋群・背筋群・脊柱起立筋・股関節周囲筋をトレーニングによって高め、体幹部全体の筋-神経系の動きを改善することができれば、腰が安定した状態になり、身体全体を力強く使えるようになり、これによりバランス能力やリカバリー能力が向上し、多くのスポーツでのパフォーマンスの改善が期待できます。

体幹部のトレーニングとして、コアトレーニング・スタビライゼーション・ファンクショナルエクササイズなどがあげられます。

主に体幹部トレーニングで使われる道具としては、バランスボールやストレッチポール・アジリティーディスクが使われます。

関連記事

コメントは利用できません。

ピックアップ記事

  1. 2017-9-22

    リュックサックによる腰椎への圧縮軽減

    リュックサックはバッグとしての優れた役割もさることながら、腰椎への負荷軽減ギアとしても効果を発揮しま…
  2. 2017-9-5

    筋線維の形態的特徴について

    筋の形態は、張力発生能力、可動域、短縮速度に著しい影響を及ぼします。機能に影響を及ぼす形態的…
  3. 2017-8-11

    アフォーダンスとカノニカルニューロン

    随意的な動作は、中枢で生じた運動の意図が顕在化したものであり、「目的」はそれを達成するための筋道を決…
  4. 2017-7-19

    筋の拮抗的・共同的中和

    運動を円滑に遂行するために骨格筋はそれぞれ主動作筋、共同筋、拮抗筋と役割を持ちます。一般には…
  5. 2017-7-18

    クレンチング(食いしばり)と運動の関係

    クレンチングとは、無意識的に上下の歯を強く噛みしめる動作をいいます。習慣化されたものはブラキ…

FACEBOOKもチェック!

注目TOPIC

  1. 2016-2-21

    卵円孔開存と片頭痛

    心臓は4つの部屋からなっており、まず縦の壁である心房中隔と心室中隔によって完全に左右に分けられます。…
  2. 2017-1-10

    神経・筋に対するトレーニングの効果

    トレーニングで用いる負荷の大きさや、動作様式に応じて神経や筋肉にさまざまな適応を引き起こします。…
  3. 2015-6-19

    Gate Control Theory

    Gate Control TheoryとはPatrick D.WallとRonaldが1965年に発…
  4. 2014-10-6

    レジスタンストレーニングと代謝

    代謝は大きく、基礎代謝、安静時代謝、活動時代謝に分けることができます。基礎代謝とは、生命の維持に…
  5. 2016-1-6

    持続的な伸張に対する筋の適応

    伸張は筋に対して大きな適応を起こす手段のひとつです。その伸張を持続的、慢性的に起こすと果たし…
ページ上部へ戻る