人間が運動や活動をするときに有酸素系からエネルギーの大半が供給される運動を有酸素運動といい、CP系・解糖系からのエネルギーが優位になる運動をアネロビクスといいます。

エアロビクスとは、心肺機能を改善させる運動プログラムで、有酸素運動は、その中核となるものです。

有酸素運動を行うと心肺持久力や筋持久力・全身持久力が向上し、さらには呼吸循環器系機能も改善されます。

これら有酸素系の持久力は運動強度が比較的軽い運動を長時間持続するために必要な持久力です。

主な有酸素運動としては、ジョギングの他・サイクリング・水泳・エアロビクス・ダンスなど多様な種目が挙げられますが、これはある運動が有酸素運動とアネロビクスのいずれであるかの区別は、種目によって決まるのではなく、その人にとってのきつさ(相対強度)に依存するからです。

また、続けるつもりなら20分は続けられる運動であるかが有酸素運動かの目安であり、実際に運動した時間で決まるものではないです。

高齢者や虚弱な人ではウォーキングも有酸素運動といえ、また体力が平均レベル以上ならジョギングは10分走っただけでも有酸素運動になります。

有酸素エネルギー供給の尺度は最大酸素摂取量ですが、有酸素運動によるトレーニングを行う場合は、心拍数を用いて強度を設定します。

関連記事

コメントは利用できません。

ピックアップ記事

  1. 2017-9-22

    リュックサックによる腰椎への圧縮軽減

    リュックサックはバッグとしての優れた役割もさることながら、腰椎への負荷軽減ギアとしても効果を発揮しま…
  2. 2017-9-5

    筋線維の形態的特徴について

    筋の形態は、張力発生能力、可動域、短縮速度に著しい影響を及ぼします。機能に影響を及ぼす形態的…
  3. 2017-8-11

    アフォーダンスとカノニカルニューロン

    随意的な動作は、中枢で生じた運動の意図が顕在化したものであり、「目的」はそれを達成するための筋道を決…
  4. 2017-7-19

    筋の拮抗的・共同的中和

    運動を円滑に遂行するために骨格筋はそれぞれ主動作筋、共同筋、拮抗筋と役割を持ちます。一般には…
  5. 2017-7-6

    鼠径部痛と内転筋損傷と恥骨炎

    鼠径部痛はスポーツ選手がよく訴える痛みの1つです。これらの痛みを訴える選手は、内転筋群の過緊…

FACEBOOKもチェック!

注目TOPIC

  1. 2015-2-27

    発達性動作機能不全

    発達性動作機能不全は、運動の発達過程において理想的な動作を行う機会が充分でなかった場合や、理想的でな…
  2. 2015-3-9

    タンパク質のネットバランスとは?

    糖質は運動中の最も重要なエネルギー源になります。たとえばアスリートは試合前の夕食に高糖質…
  3. 2015-8-6

    抗原抗体反応と免疫系

    病原菌などの非自己物質を認識し、排除する生体防衛機構のこと。情報伝達を用いて、細胞・組織・器官が複雑…
  4. 2015-9-27

    運動後の筋疲労回復としての軽運動

    運動に疲労はつきものです。運動後に疲労を残さないために、さまざまな手段が考えられ、取り入れら…
  5. 2017-3-2

    回転動作の作用・反作用

    カラダのある部分で1つの運動が生じると、それと反対方向の運動が起こって全体のバランスがとれるという現…
ページ上部へ戻る