より大きなパワーを引き出すプライオメトリックス

陸上の短距離や、様々な球技など多くのスポーツで瞬発的な動作が常に要求される。
それらの動作は「伸張ー短縮サイクル」(ストレッチ・ショートニングサイクル)によってなされています。

この筋の「伸張ー短縮サイクル」を効果的につかうトレーニングが「プライオメトリックス」です。
瞬発的な動作が要求されるスポーツとしては、バスケットボール、バレーボール、サッカー、野球、ラグビー、テニス、短距離、跳躍など様々ありますが、これらの動作の素早い切り替えし、爆発的なパワーを鍛えるために行われます。

その仕組みとしては、主動作の前に予備的に筋を伸張させることにより弾性エネルギーを蓄え伸ばされた筋肉が縮もうとする筋収縮エネルギーと意識的な筋収縮エネルギーを合わせて瞬発的に大きなパワーを発揮するというものです。

また、プライオメトリックスは、神経系の制御によって最適な動作スピード、姿勢、力発揮の位置とタイミングを学習するトレーニングでもあり、筋の発揮張力がその瞬間に最大となるように予備伸張動作を行うことが重要になります。

この動作のポイントとして4つ挙げられます。

「伸張速度」
筋が伸張速度が速いほど発揮される張力は大きくなります。

「関節アライメント」
主働筋が最大張力を発揮できる関節の配置、動作姿勢が大切です。

「切り返しのタイミング」
最大パワーが発揮されるポイントで動作を切り返すことが大切です。

「瞬間的な切り返し」
動作の減速・加速を出来るだけ短時間で完了させることが大切です。
このようなポイントを踏まえ行うことが大切です。

爆発的なパワーを発揮できるようにするこのトレーニングですが、筋骨格系に対して瞬間的に非常に大きなストレスをかけてしまいます。
その為、このトレーニングを行うにあたって筋力トレーニングにより基礎的な筋力を十分に養っておくことが大切になり、導入にあたっては強度の低いものからはじめ強いストレスに慣れさせていくことが大切になります。

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