ロコモティブシンドローム予防のための2つの種目

ロコモティブシンドロームを予防するトレーニングとしてバランス能力の改善を目的とした開眼片脚立ちと下肢筋力強化を目的としたスクワットの2つが推奨されています。

開眼片脚立ちとは、その名の通り目を開けた状態で、片脚で立つトレーニングとなります。

転倒を防止するため、必ずつかむものがある状態で、床に足がつかない程度に片脚をあげます。

これを左右各1分間を1日に3回実施するのが望ましいとされています。

片脚立ちのトレーニングは、体幹筋群の強化や転倒予防に効果的であり、さらには大腿骨頸部の骨密度の増加にも効果的であるとされています。

スクワットは、膝関節および股関節の筋群を強化する代表的なトレーニングですが、ADLレベルでは、トイレ動作や入浴動作など様々な動作に使用されています。

スクワットは、歩行や段差を上るといった動作よりも大きな下肢筋力を必要とする動作となります。

ロコモティブシンドロームを予防するトレーニングとして推奨されているスクワットは、自重負荷によるもので、1回のスクワットあたり10秒ほどかけて行い、5~10回を1セットとして1日に3セット実施するのが望ましいとされています。

しかし、高齢者のためのトレーニングといっても、自立しており、且つ高い体力を有する者と、日常的に運動不足に陥っている高齢者とでは、配慮すべき点は変わってくるでしょう。

安全性が保たれつつ、その人にとって最適なプログラムを考えることが重要となるでしょう。

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