ケトジェニックダイエット

ヒトが活動するためにはエネルギー代謝が不可欠です。

その中でも主なものはブトウ糖など糖質を分解してエネルギーとする糖代謝、脂肪(脂肪酸)を分解してエネルギーとする脂肪代謝があります。

ケトン体はこの脂肪酸が分解されたときに肝臓でつくられ、血液中に排出される代謝産物です。

ケトン体は心筋や、骨格筋、腎臓などさまざまな臓器でエネルギーとして利用されます。

いわゆるケトン体値が高いということは、糖質がないときに脂肪がしっかり代謝され、エネルギーとして活用されているということです。

体内に糖と脂肪の両方があった場合、最初にエネルギーとして使われるのは糖質です。

そのため糖質と脂肪の両方を食べると、ケトン体値はなかなか上昇しません。

脂肪を燃やしてケトン体を出すには、糖質を控える必要があるのです。

糖質を摂らなくなると、脂肪が常にエネルギーとして代謝されるので、食事のタイミングに関わらず、常にケトン体値は高くなる傾向にあるといえます。

しかし糖質制限で誤解されやすいのが炭水化物を制限するということです。

炭水化物は糖質と食物繊維を合わせたものをいい、例えば白ご飯でいえば、炭水化物ですがほとんどが糖質です。

一方で、きのこ類も炭水化物ですが、ほとんどが食物繊維です。

糖質制限というと炭水化物を制限する方も多いのですが、制限するものはあくまで糖質だけを控えることがポイントです。

関連記事

コメントは利用できません。

ピックアップ記事

  1. 2017-9-22

    リュックサックによる腰椎への圧縮軽減

    リュックサックはバッグとしての優れた役割もさることながら、腰椎への負荷軽減ギアとしても効果を発揮しま…
  2. 2017-9-5

    筋線維の形態的特徴について

    筋の形態は、張力発生能力、可動域、短縮速度に著しい影響を及ぼします。機能に影響を及ぼす形態的…
  3. 2017-8-11

    アフォーダンスとカノニカルニューロン

    随意的な動作は、中枢で生じた運動の意図が顕在化したものであり、「目的」はそれを達成するための筋道を決…
  4. 2017-7-19

    筋の拮抗的・共同的中和

    運動を円滑に遂行するために骨格筋はそれぞれ主動作筋、共同筋、拮抗筋と役割を持ちます。一般には…
  5. 2017-7-18

    クレンチング(食いしばり)と運動の関係

    クレンチングとは、無意識的に上下の歯を強く噛みしめる動作をいいます。習慣化されたものはブラキ…

FACEBOOKもチェック!

注目TOPIC

  1. 2015-3-24

    運動前後の栄養補給

    今日は、運動前後の栄養補給について書いていきます。先日、お客様より「運動した後はどんな食事が…
  2. 2017-3-11

    負荷に自重を用いる場合の留意点

    筋力エクササイズの負荷に自重を用いた場合、鍛えたい筋や筋群に加わる負荷強度は、自重に対するそれらの筋…
  3. 2015-10-28

    大脳皮質運動関連領野と歩行

    歩行運動を含めた運動の発現・実行とのかかわりで重要なのは前頭葉です。このことは19世紀後半に…
  4. 2016-1-14

    ウイルスと細菌

    ウイルスと細菌、なんとなく同じもののように思いますが、実は全く違うものです。まず、感染症を簡…
  5. 2017-1-28

    トルクコントロール

    トルクとは、筋肉が関節を回す力のことです。それを最適な状態にするのが「トルクコントロール」で…
ページ上部へ戻る