食べたものは胃腸で消化・吸収を終えると、24時間から72時間をかけて排便されていきます。
この際に起こるトラブルが便秘と下痢になります。

便秘は、排便に72時間以上かかり、腹痛などを伴うもので、女性に多いもの。
女性に多い最大の理由は、女性ホルモンが腸の蠕動運動にブレーキをかけているからです。

蠕動運動とは、口から肛門へ内容物を移動させる働きで、これが抑制されると排便まで時間を要します。
消化吸収はほとんどが小腸までで終わり、大腸では水分を再吸収して便を作っています。
蠕動運動が低下して内容物が大腸をゆっくり移動するとその分水分が吸収されすぎて便が硬くなり、余計に排便が難しくなるという悪循環も出てきます。

他にもストレスによる便秘もあります。
内臓などの機能を調整する自律神経のうち、交感神経が優位に働くと蠕動運動が抑制され、副交感神経が働くと蠕動運動が促進されます。
ストレスにさらされると、心身が緊張して交感神経が優位になるので、蠕動運動が低下してしまうのが原因です。

一方で下痢は便秘と対照的に便の水分が多い状態です。
大腸での水分の再吸収が便が大腸を通過する速度が速いため十分機能せず、水分が多い便として排便されてしまうからです。
早食いや暴飲暴食、アルコールや香辛料の刺激などで蠕動運動が早くなってしまうのが主な原因です。

だからこそ、よく食べよく飲む男性に多いんですね。

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