250万年前ころ猿人は二足歩行を始めました。
そして、150万年前の原人によって現在の起立歩行スタイルは獲得されたようです。

この頃から腰痛が出現したといわれています。

脊椎は24個の椎骨、頚椎7個・胸椎12個・腰椎5個で骨盤の構成要素である仙椎・尾骨で下肢と頭部を連結する柱です。

身体を横から見たとき、成人の頚椎・胸椎・腰椎はS字状に彎曲しています。

この彎曲を”生理的彎曲”といいます。

四足動物の脊柱は背部側に彎曲し重い内臓を吊り下げることに適しています(背部側へ彎曲することを”後彎”といいます)。

ヒトの子宮内では胎児の頚椎・胸椎・腰椎はすべて後彎を示します。

生後3ヶ月になり”クビがすわる”ころになると頚椎はノド側へ彎曲します。
これを前彎と呼びます。

1才(つかまり立ち~歩行ができるころ)には、腰椎に前彎(腹部側へ彎曲する)が出現します。

生理的彎曲、いわゆる『頚椎→前彎、胸椎→後彎、腰椎→前彎』がこの時点で完成し、二足歩行に適した生理的彎曲になるのです。

直線形状の脊柱に比較して、約10倍の強度を獲得したのです!!

やはり、姿勢(生理的彎曲)は大事ですね。

脊柱が彎曲することっでうまく衝撃を緩衝しているのですから。

まだまだヒトは進化の過程の中。
そのうち脊柱は短くなっていくんでしょうね!

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