「足」は一般的には足関節と足部が含まれ、1つの機能ユニットとして考えられています。

足は脛骨と腓骨に連なる7個の足根骨と5つの中足骨、14個の趾骨、および数個の種子骨、過剰骨から成り立っています。

身体全体の骨の数が206個と言われますが、そのうち56個、全体の25%近くが足に存在して複雑に機能しているのです。

これだけでも足がいかにヒトにとって大事であるかがわかります。

さて、この「足」ですが、臨床の現場で考える際は、主に後足部、中足部、前足部などと表現したりすることが多いです。

後足部は横足骨関節より近位の部分で、機能的にはいくつかに分けて考えなければいけない部分です。
例えばですが、後足部は可動性がある部分であり、足部の柔軟性が求められます。
ですが、その一方では固定性も必要となったりします。
また、近位の関節や骨へ力を伝達する際のキーポイントになる部分でもあったりするのです。

中足部は横足根関節から足根中足関節までの間で、機能的にはほとんど可動性はなく、1つの剛体として捉えていくことが大切になります。

そして前足部。
前足部は足根中足関節から遠位の部分を指して、その機能としては可動性を持ち合わせた身体の土台として働くと言われています。
また重心の移動に着いても前足部が働き、主に身体を前方に押しやる推進力を発揮する機能を有しているとも言われています。

この機能的にそれぞれちがう前足部、中足部、後足部が複雑に機能しながら我々は立位を維持し歩行することができているといえます!
しっかりと機能の違いを頭に入れて「足」の評価する必要がありますね!

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ピックアップ記事

  1. 2017-9-22

    リュックサックによる腰椎への圧縮軽減

    リュックサックはバッグとしての優れた役割もさることながら、腰椎への負荷軽減ギアとしても効果を発揮しま…
  2. 2017-9-5

    筋線維の形態的特徴について

    筋の形態は、張力発生能力、可動域、短縮速度に著しい影響を及ぼします。機能に影響を及ぼす形態的…
  3. 2017-8-11

    アフォーダンスとカノニカルニューロン

    随意的な動作は、中枢で生じた運動の意図が顕在化したものであり、「目的」はそれを達成するための筋道を決…
  4. 2017-7-19

    筋の拮抗的・共同的中和

    運動を円滑に遂行するために骨格筋はそれぞれ主動作筋、共同筋、拮抗筋と役割を持ちます。一般には…
  5. 2017-7-6

    鼠径部痛と内転筋損傷と恥骨炎

    鼠径部痛はスポーツ選手がよく訴える痛みの1つです。これらの痛みを訴える選手は、内転筋群の過緊…

FACEBOOKもチェック!

注目TOPIC

  1. 2015-10-26

    喫煙と栄養学の関係

    タバコを吸うことによって、ニコチンなどの有害物質が体内に侵入してきます。喫煙によって体にもた…
  2. 2015-7-15

    温度不耐性について

    外傷によって神経が傷ついたあとにみられる神経障害性疼痛や、腰痛、関節痛などの慢性痛では環境温度の変化…
  3. 2017-3-27

    筋トレで効果が出ない時の克服方法

    初心者がトレーニングを開始すると最初の数ヶ月は、使用する重量や反復回数が目覚しく向上していきます。…
  4. 2016-12-20

    行動を調整する能力を高めるコーディネーショントレーニング

    コーディネーショントレーニングとは行動を調整する能力を高めようとするトレーニングであり、ジュニア期で…
  5. 2015-10-28

    大脳皮質運動関連領野と歩行

    歩行運動を含めた運動の発現・実行とのかかわりで重要なのは前頭葉です。このことは19世紀後半に…
ページ上部へ戻る