女子サッカー選手における女性特有のコンディション

女子サッカー選手に限らず男性との性差、つまり女性特有のコンディションを理解して選手の健康管理を行うことが重要になります。

{女性の身体の特徴}

1.身長
1年間の身長の伸びが最大に達する成長スパートの時期が10~14歳で、男性よりも2~3歳早くなります。

2.骨成熟
第2次性徴は女性の方が早くなります。それに伴い、骨端線の閉鎖は女性の方が早く、骨密度の増加も女性の方がやや早くなります。

3.筋量・体脂肪
筋量は約36%で男性と比較して約10%低く、体脂肪は22~26%と男性より約10%高くなります。

4.月経
男性との最大の相違になります。日本産科婦人科学会の定義では「約1か月の間隔で起こり、限られた日数で自然に止まる子宮内膜からの周期的出血」とされています。

a.初経
初めて初来した月経のことで、通常は10~14歳の間にみられ、平均だと約12.8歳になります。

b.月経周期
月経の開始した日が1日目で、次の月経前日までを月経周期といいます。正常周期は、25~38日になります。月経から排卵までの卵胞の発育時期を卵胞期、排卵以後の次回月経開始までを黄体期といいます。黄体期は12~16日とほぼ一定していて、28周期の場合、排卵は月経周期14日目頃に生じます。月経周期の長い人は卵胞期の日数が長くなります。

c.性腺および性腺刺激ホルモン
月経は、中枢性のホルモン分泌によってコントロールされています。視床下部・下垂体・卵巣がそれぞれ協調して働きます。主に下垂体から分泌される卵胞刺激ホルモン(FSH)と黄体ホルモン(LH)、卵巣から分泌されるエストロゲンとプロゲステロンが月経に関与します。

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