睡眠不足と肥満

睡眠が不足していると、理性や判断力を司っている前頭葉の活動が低下し、食べる意欲を司る脳領域の活動が高まることがわかっています。

例えば、睡眠不足だと満腹感をもたらしてくれるホルモン「レプチン」の分泌を抑えることになり、食欲を刺激するホルモンである「グレリン」の分泌が活発になることが報告されています。

また睡眠不足だと理性が鈍り、本来の人としての本能「高いカロリーをもったものへの欲求」が抑えられずに高カロリーを摂取してしまうことにもなるという報告もされています。
この場合、結果として野菜や果物のなどの摂取は減り、高脂肪食や炭水化物が多い食習慣になってしまうということです。

結果として睡眠不足は太りやすい体質、太りやすい身体を作っていくことになります。

では、最適な睡眠時間というのは何時間程度なのか?

一般的には睡眠時間は7時間以上寝るのがいいと言われています。
逆にいうと、7時間以下の睡眠時間だと様々な病気のリスクが高くなるからこのようなことが言われているのです。
心疾患や代謝異常症、動脈硬化などのリスクはこの睡眠時間と非常に高い相関関係をもっていることが様々な研究で咆哮されています。

これだけみても、ちゃんと寝なきゃという気になるはずです!
多少の犠牲は払っても、しっかりと睡眠時間は確保していきましょう!

関連記事

コメントは利用できません。

ピックアップ記事

  1. 2017-9-22

    リュックサックによる腰椎への圧縮軽減

    リュックサックはバッグとしての優れた役割もさることながら、腰椎への負荷軽減ギアとしても効果を発揮しま…
  2. 2017-9-5

    筋線維の形態的特徴について

    筋の形態は、張力発生能力、可動域、短縮速度に著しい影響を及ぼします。機能に影響を及ぼす形態的…
  3. 2017-8-11

    アフォーダンスとカノニカルニューロン

    随意的な動作は、中枢で生じた運動の意図が顕在化したものであり、「目的」はそれを達成するための筋道を決…
  4. 2017-7-19

    筋の拮抗的・共同的中和

    運動を円滑に遂行するために骨格筋はそれぞれ主動作筋、共同筋、拮抗筋と役割を持ちます。一般には…
  5. 2017-7-6

    鼠径部痛と内転筋損傷と恥骨炎

    鼠径部痛はスポーツ選手がよく訴える痛みの1つです。これらの痛みを訴える選手は、内転筋群の過緊…

FACEBOOKもチェック!

注目TOPIC

  1. 2015-2-25

    脳とコンピューターの処理の違い

    脳は、莫大な量の情報を絶えず処理しています。その大量の情報を脳はどうやって処理しているのでし…
  2. 2017-2-14

    持久力の種類

    ひとくちに持久力といってもいくつかの種類があります。1つは、「有酸素性持久力」であり、これは…
  3. 2015-5-30

    核内受容体PPARγと肥満の関係

    肝臓は、糖質および脂質代謝を担う主要な組織であり、エネルギー代謝の中心的役割を担う組織です。…
  4. 2016-4-25

    インスリンの過剰と代償機構

    インスリン過剰の結果みられる症状は、直接的であれ間接的であれ、すべて神経系に対する低血糖の効果の現れ…
  5. 2015-5-28

    脊柱と骨盤の正常化

    スポーツをしている人には、競技特性によって脊柱が適切なS字カーブを失い変形している人が見られます。…
ページ上部へ戻る