スポーツの前やスポーツ中に音楽を聴くと運動能力にどんな影響があるのか

「スポーツの前やスポーツ中に音楽を聴くと運動能力にどんな影響があるのか」ということについては近年多くの研究がなされています。

最近はジョギングやウエイトトレーニング中に音楽を聴いている人を良く見かけますし、最近だと世界陸上やフィギュアスケート、水泳などがテレビでの放送される影響もあり試合前に音楽を聴いているアスリートをよく見かけるようになりました

この音楽ですが、特に一定のリズムやテンポで行われる持久系の競技で効果が顕著に表れるそうです。

これは、音楽のリズム、テンポが小脳を刺激することなどの効果ではないかと言われています。

たしかに、音楽と運動ではどちらともリズムやテンポが重要であり、この二つは大切な共通点だと言えます。

人間の身体は無意識のうちにリズムに合わせて動き、さらに音楽のテンポは人間の時間感覚までもコントロールするということもわかっているようです。

最初に述べた、リズムやテンポが小脳を刺激することと運動の関係としては、「大脳が活性化しすぎて余計なことを考えすぎてしまう場合に、本来の良いパフォーマンスができなくなってしまう」ということから、「単純なリズムやテンポの音楽を聴くことにより無意識下で小脳が活性化して、余計なことを考えずに済むため結果的にパフォーマンスの向上につながる」と考えられています。

他にも、心地よいテンポが疲れを軽減するということや、心拍数のコントロールにも働くといわれています。

例:心拍数を120拍位に合わせたいときは120bpmの音楽を聴くetc…

その一方で、100m走や砲丸投げなどの瞬発系の種目ではあまり効果がないと考えられています。

これは、とにかくある一点に集中するにはテンポのある音楽を聴くより、聴かないほうが集中できるという見方がある為です。

ただし、好きなアーティストの曲、好きな曲を聴きながら運動した場合はRPE(主観的運動強度)が低くなり、疲れを感じにくいというようなデータが、僕が在籍していた学校での研究で出ているようなので、気分よく運動したい方は、リズム、テンポ、競技にかかわらず音楽は聞いたほうが良いかもしれませんね!

今回は、脳などとの関わりからお話ししましたが、他にも遺伝子レベルでの話や記憶、絶対音感などともかかわってくるようなので、音楽と運動についてはとても深い分野になりますね。

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