音楽がもつリラックス効果

通勤、通学時、勉強時、運動時、睡眠時など、我々人間と音楽の関係は切っても切れないものです。

特に好みの音楽や癒しの音楽を聴くことで、心理的な効果が期待されます。

また、運動時には音楽の違いによりパフォーマンスに違いが出ることが明らかになっています。

近年では、音楽聴取による心理的効果、身体的効果を応用した音楽療法なども臨床で用いられており、また、それを専門としたセラピストもいるほどです。

音楽聴取は自律神経機能への影響が大きく、音楽の種類、曲調、リズムによる影響があるとされています。

その中でも、クラシック音楽、癒しの音楽、好みの音楽はストレス軽減効果があり、交感神経の働きを抑え、副交感神経を賦活させる作用があり、クラシック音楽の中では特にモーツァルトの音楽が副交感神経を優位にさせると言われています。

また、調性という点でみると、長調の楽曲は心理的・生理的にみて活動的に、単調は抑制的に働くことが示唆されています。

ということは、理論上は活動的になりたいときは長調の曲を、リラックスしたいときは単調の曲が良いということが分かります。

ここで興味深いのが、モーツァルトの中で特に効果があるとされる楽曲は、ほぼすべて長調であるということです。

これはモーツァルトの曲が持つ高い周波数、ゆらぎ、倍音のバランスがそうさせる所以とされています。

また、主観的なデータでは、短調の曲の比率が多いバッハやショパンが人気であることが多いようです。

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